マツエクは洗うべき?正しい洗い方とその理由を徹底解説!

まつげエクステ(通称マツエク)は、目元の印象をぐっと華やかに見せてくれる美容施術として、多くの人に人気があります。まつげにエクステを装着することで、毎日のメイクが楽になり、自まつげでは難しいボリュームや長さを楽しむことができるのが魅力です。しかし、マツエクをつけたあとの洗顔やケアについて正しく理解している人は意外と少なく、「マツエクって洗っても大丈夫?」「洗うとすぐ取れちゃいそうで怖い」といった不安の声も多く聞かれます。実は、マツエクをきちんと“洗う”ことは、美しさを保つためだけでなく、まつげや目の健康を守るためにもとても重要なポイントなのです。

この記事では、「マツエク 洗う」というキーワードをテーマに、なぜマツエクは洗う必要があるのか、洗うときに気をつけるべきポイント、正しい洗顔方法、避けるべきNG行為などを詳しくご紹介していきます。マツエクをしている方、これから始めようと思っている方にも役立つ情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

目次

マツエクを洗うべき理由とは?

マツエクをつけていると、「せっかく綺麗につけてもらったのに、洗って取れたらどうしよう」「こすったらダメなんでしょ?だったら洗わない方がいいのでは?」という気持ちになるかもしれません。しかし、実際にはマツエクを洗わずに放置してしまうほうが、さまざまなトラブルを引き起こすリスクが高くなります。人のまぶたやまつげの根元には、汗や皮脂、メイクの残り、ほこり、花粉などが少しずつ蓄積されていきます。これらの汚れをそのままにしておくと、雑菌が繁殖して“まつげダニ”と呼ばれる小さな虫が住みついたり、まぶたが赤く腫れてかゆみを伴う「まぶたの炎症(眼瞼炎)」などを引き起こす原因になりかねません。

さらに、皮脂や汗はマツエクの接着に使われているグルーに悪影響を及ぼします。特に皮脂はグルーを溶かす作用があるため、洗わないで放置するとエクステの持ちが悪くなり、ポロポロと取れやすくなってしまいます。つまり、マツエクを長く楽しむためには「洗わない」より「正しく洗う」ことが非常に大切なのです。清潔に保ち、エクステの美しさと健康的なまつげ環境を維持するためにも、洗うことは避けて通れない習慣と言えるでしょう。

どのタイミングでマツエクを洗うのがベスト?

マツエクを洗うタイミングについても、意外と誤解されがちです。特に施術を受けたばかりのタイミングでは、グルーが完全に乾くまでの時間が必要なため、すぐに洗顔してしまうとグルーの効果が弱まり、エクステが取れやすくなることがあります。一般的には、施術後4〜6時間は目元を濡らさずに過ごすことが推奨されています。中には24時間は水を避けるべきという声もありますが、使用されるグルーの種類によって若干異なるので、サロンのアドバイスに従うのが一番安心です。

それ以降は、毎日の洗顔時にマツエクも一緒に洗うようにしましょう。おすすめは夜の洗顔時です。日中に付着したメイクや皮脂、ほこりなどをしっかりオフすることで、マツエクに汚れが溜まるのを防ぎ、目元のトラブルを避けやすくなります。朝の洗顔も大切ですが、夜のケアがより重要とされているのはそのためです。また、汗をかいた日や花粉が飛ぶ季節など、汚れやすい状況のときは特に丁寧に洗顔をすることが望ましいです。習慣化することで、美しいマツエクを長持ちさせることができます。

マツエクに適した洗顔料の選び方

洗顔料選びは、マツエクの洗浄ケアにおいてもっとも重要なポイントのひとつです。一般的な洗顔料やクレンジングには、オイルが配合されていることが多く、これがグルーに悪影響を与えてしまいます。特に「クレンジングオイル」や「ミルククレンジング」の中には、エステ施術には向いていない油分が多く含まれており、エクステの持ちを著しく低下させてしまうことがあります。したがって、洗顔料を選ぶ際には必ず「オイルフリー」と明記された商品を選ぶようにしましょう。

マツエクユーザーに人気なのが、泡タイプやジェルタイプの洗顔料です。これらはまつげに密着しやすく、なめらかに洗浄してくれるだけでなく、刺激が少ないというメリットもあります。最近では「マツエク専用」として販売されているクレンジングや洗顔料も増えており、エクステとの相性を重視した設計がされているため、安心して使うことができます。敏感肌の方は、無香料・無着色・アルコールフリーなど、肌への刺激が少ない成分を選ぶことも忘れずに。

また、アイメイクをしっかりする方は、アイメイクリムーバーと顔全体の洗顔料を使い分けるとより効果的です。特にウォータープルーフのアイラインやマスカラを使っている場合は、専用のリムーバーを使って目元の汚れをしっかり落としてから、まつげの根元まで丁寧に泡で洗うと、清潔さとマツエクの持ちを両立できます。

正しいマツエクの洗い方をマスターしよう

「マツエク 洗う」ことの重要性がわかっていても、どのように洗えばいいのか分からず、適当にこすってしまったり、水で流すだけになってしまったりする人も少なくありません。正しい洗い方は、まつげを傷めず、エクステを長持ちさせるために欠かせません。まず、洗顔料をしっかり泡立てるところから始めましょう。手のひらや泡立てネットを使って、きめ細かくてふんわりとした泡を作ることが大切です。泡がしっかりしていると、摩擦を減らして優しく汚れを落とすことができます。

泡を指先にとったら、まぶたやまつげの根元に優しく乗せて、力を入れずになでるように洗っていきます。このとき、指の腹を使って円を描くように丁寧に洗うのがコツです。決して上下のまつげをこすり合わせるような動きや、こすり洗いをしないように注意してください。まつげはデリケートで、摩擦に弱いため、こすってしまうとエクステが取れやすくなるばかりか、自まつげにもダメージが及びます。

洗い終えたら、ぬるま湯を手ですくい、優しく泡をすすぎ流します。シャワーを直接目に当てるのはNGです。水圧が強すぎるとエクステが浮いたり、まぶたに負担がかかってしまうため、手のひらで包むように洗い流すのが安心です。すすぎ残しがあると肌トラブルの原因にもなるので、丁寧に洗い流すことを心がけましょう。

洗顔後のケアも大切!マツエクを長持ちさせるコツ

洗顔が終わったあとも、マツエクを美しく保つためのケアはまだ続きます。まず、タオルで顔を拭くときには、目元をゴシゴシこすらないようにしてください。柔らかいタオルで軽く押さえるように水分を取るのがポイントです。まつげに水分が残ったままだと、雑菌が繁殖しやすくなるため、洗顔後はできるだけ早く乾かすことが大切です。

乾かすときには、ドライヤーの「冷風」機能を使いましょう。温風はグルーの劣化を招きやすく、エクステが取れる原因になります。顔から20~30cmほど離して、やさしく冷風を当てるようにします。このとき、目をつむったままドライヤーを当てて、まつげの毛流れを整えながら乾かすのが効果的です。

仕上げにスクリューブラシでまつげを整えると、エクステ同士が絡みにくくなり、美しい状態を長持ちさせることができます。スクリューブラシは100円ショップやドラッグストアでも手に入るアイテムなので、ひとつ常備しておくと便利です。日々の積み重ねが、マツエクの仕上がりと持ちに大きな差を生みます。

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