LEDエクステが取れる原因とは?長持ちさせるための対策と正しい知識

LEDエクステは、従来のまつげエクステに比べて持ちが良く、アレルギー反応が出にくいといった利点から、多くの人に支持されるようになってきました。専用のLEDライトで瞬時に硬化するグルーを使って装着するため、施術時間も短縮されるなどメリットは多い一方、「思ったより早く取れてしまった」「数日でポロポロ落ちた」というトラブルも一定数見られます。この記事では、LEDエクステが取れてしまう主な原因と、その解決策を詳しく解説します。エクステの持ちを良くするためには、施術の前後にどのような配慮が必要かを知ることが非常に重要です。

目次

LEDエクステの仕組みとメリットをおさらい

まずは、LEDエクステがどのような仕組みで装着されるのか、その特徴を理解しておくことが大切です。LEDエクステとは、LEDライトで瞬時に硬化する専用の接着剤(グルー)を使用してまつげエクステンションを装着する技術のことです。通常のグルーは空気中の湿気に反応して徐々に硬化しますが、LEDグルーは紫外線ではなく可視光線に反応し、数秒でしっかりと接着します。これにより、気温や湿度の影響を受けにくく、安定した装着が可能となります。

また、LEDエクステは施術後すぐに洗顔やメイクが可能で、従来のように「数時間濡らさないでください」といった制限がない点も大きな魅力です。さらに、成分にホルムアルデヒドが含まれていないグルーが使われることが多いため、アレルギー体質の方にも適しているとされています。これらの利点を活かすには、正しい知識とケアが不可欠です。

取れてしまう原因①:まつげの油分や汚れの残留

LEDエクステの持ちに最も大きく影響するのが、施術前のまつげの状態です。まつげに油分や汚れ、メイクの残りがあると、グルーがうまく密着せず、数日以内に取れてしまうことがあります。特にアイクリームやファンデーション、アイシャドウなどの微細な成分が根元に残っていると、それだけで接着面に悪影響を与えます。

多くの方がメイクをしたままサロンに行くため、サロン側でプレクレンジングを行いますが、その工程が簡略化されていたり、使用するクレンジング剤の成分が適していない場合、完全に油分を除去できていないことがあります。また、自宅でのスキンケアや化粧品に含まれる成分がまつげに残っていることに気づかず、そのまま施術を受けるケースも少なくありません。

この問題を防ぐためには、前日夜の洗顔時から油分を含むアイテムの使用を控え、まつげに何も付いていない状態で施術を受けるよう心がけることが大切です。サロン選びの際にも、施術前の洗浄工程を丁寧に行ってくれるかどうかをチェックしましょう。

取れてしまう原因②:施術者の技術不足や不適切な装着

LEDエクステの施術は、非常に繊細な技術を要するため、施術者の経験や知識、そして丁寧さが仕上がりと持ちに大きく影響します。LEDライトの照射時間や角度、グルーの量や粘度、装着する自まつげの選定など、すべてがうまくかみ合ってはじめて長持ちするエクステになります。

例えば、まつげの根元から遠すぎる位置に装着してしまうと、まばたきの際にエクステが動いてしまい、負荷がかかって早く外れてしまいます。逆に、根元に近すぎると皮膚に当たってしまい、違和感やかゆみの原因になり、結果的に手で触って取れてしまうこともあります。

さらに、ライトを当てる時間が短すぎたり、グルーの塗布が不均一だった場合、見た目にはしっかり装着されているように見えても、内側では硬化しきっておらず、数日でポロリと落ちるリスクが高まります。こうした失敗を防ぐには、LEDエクステの技術研修を受けた経験豊富なアイリストに施術を任せることが重要です。SNSや口コミを活用して、信頼できる施術者を見つけるようにしましょう。

取れてしまう原因③:自まつげのコンディションの問題

どれほど技術力が高く、丁寧に装着されたエクステであっても、自まつげの状態が悪ければ長持ちはしません。まつげが細く弱っていたり、乾燥している、あるいは自然に抜ける直前のタイミングであれば、エクステが乗っていても抜け落ちてしまうのは避けられません。

まつげにはヘアサイクル(毛周期)があり、「成長期」「退行期」「休止期」といったサイクルを繰り返しています。このうち、退行期や休止期にあるまつげにエクステを装着すると、その毛自体が数日で自然に抜けることになり、結果的に「エクステが取れた」と感じることになります。

自まつげの健康を保つためには、まず生活習慣の見直しが欠かせません。栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレスをためないこと、そしてまつげ美容液などでのケアが推奨されます。特に、ビオチンやビタミンE、鉄分などを含む食事は、まつげの成長に良い影響を与えます。まつげ美容液も、毎晩継続的に使うことでハリとコシが出て、エクステの持ちが良くなる傾向にあります。

取れてしまう原因④:生活習慣やケア方法の影響

日常のちょっとした習慣が、エクステの持ちに大きな差を生むことがあります。特に「無意識に目をこすってしまう」「寝ている間にうつ伏せになる」「洗顔時に目元をゴシゴシ洗う」といった行動は、まつげに強い物理的負荷を与え、エクステが取れてしまう大きな原因になります。

また、洗顔料やメイク落としに含まれる油分がグルーに影響を与えるケースも多く、特にオイルクレンジングはLEDグルーとの相性が悪いとされています。アイシャドウやマスカラを落とすときには、まつげ専用のオイルフリーリムーバーを使用し、指先ではなくコットンや綿棒で優しく落とすようにしましょう。

日中の過ごし方にも注意が必要です。強風の日にまばたきが多くなると摩擦が増え、エクステが取れやすくなることもありますし、サウナや高温のスチームに長時間当たることでも接着が緩みやすくなります。日常生活の中で目元を意識的に守る習慣が、結果としてLEDエクステの長持ちにつながるのです。

取れてしまう原因⑤:グルーの品質や保存状態

LEDグルーは非常にデリケートな性質を持っています。開封してからの期間や保管状態によっては、グルーの性能が著しく低下することもあり、その場合はしっかり硬化しても数日で剥がれてしまうケースが出てきます。特に夏場の高温多湿な環境下や直射日光の当たる場所での保管は、グルーの劣化を早めてしまいます。

信頼できるメーカーのグルーを使っているかどうか、使い回していないか、冷蔵庫で保管しているかなど、細かい点も実は非常に重要です。また、グルーの使用期限は製品によって異なりますが、多くは開封から1ヶ月〜2ヶ月が目安とされています。これを過ぎて使い続けている場合、硬化しても密着力が落ちている可能性があるため注意が必要です。

施術者がどのメーカーのグルーを使っているのかを確認し、定期的に新しいものに取り替えているか、保管方法に気を配っているかを聞いてみると、より安心して施術を受けることができるでしょう。

長持ちさせるためのセルフケアのコツ

LEDエクステを長く美しくキープするためには、施術後のホームケアが非常に重要です。どんなに丁寧に装着されたエクステでも、日常生活の中でまつげにかかる摩擦や刺激が大きいと、簡単に取れてしまう原因になります。特に注意すべきは、洗顔・就寝時・メイクとの付き合い方の3点です。

まず洗顔についてですが、まつげエクステを装着している間は「とにかく優しく」が基本です。ゴシゴシこするような洗顔は避け、目元はたっぷりの泡を使って撫でるように洗うようにしましょう。タオルで拭くときも、こすらずに軽く押さえるように水分を取るのが理想です。洗顔料もオイルフリーのものを選ぶことで、接着面への悪影響を防ぐことができます。

就寝時の姿勢もエクステの持ちを左右する大きなポイントです。横向きやうつ伏せで寝ると、まつげが枕に擦れて折れたり取れたりしてしまうリスクが高まります。理想は仰向けで眠ることですが、どうしても姿勢が変わってしまうという人は、シルクやサテンの枕カバーを使うことで摩擦を軽減できます。

さらに、アイメイクの際には注意が必要です。LEDエクステを装着している場合、基本的にはマスカラの使用は不要ですし、ビューラーを使うのも厳禁です。まつげの形はLEDライトで硬化した段階で完成しており、これ以上のカールや長さを加える必要はありません。まつげの根元に力を加える行為は、それだけで接着力を弱めることになります。

加えて、まつげコーティング剤の使用もおすすめです。これはエクステの表面をコーティングして接着部分を保護し、湿気や汚れから守る役割を果たします。1日1回、清潔なまつげに塗布することで、持ちが良くなると実感する人は多いです。

信頼できるサロン選びの重要性

LEDエクステは高い技術力と専門知識が必要な施術であるため、サロン選びが非常に重要になります。「料金が安いから」「近所だから」という理由だけで選ぶのではなく、施術者の経験や使用しているグルー・LED機器の品質、衛生管理体制など、総合的に信頼できるサロンを選ぶことが必要です。

特にLEDエクステは、まだ比較的新しい技術であるため、すべてのサロンが高度な知識と機材を揃えているとは限りません。専門の研修を受けているかどうか、どのような資格を持っているのか、どのメーカーのグルーを使用しているのかなど、事前のカウンセリングでしっかり確認しましょう。

また、実際に利用したお客様の口コミやSNSの投稿なども、サロンの実態を知るうえで非常に参考になります。たとえば「LEDエクステの持ちが良かった」「施術がとても丁寧だった」といった声が多ければ、安心して任せられるサロンといえるでしょう。

衛生管理も見逃せないポイントです。使用するツイーザーやLEDライトの照射部分など、直接まつげや目元に触れる道具は、しっかり消毒されている必要があります。使用済みの器具を使い回していないか、サロン内の清掃状況がどうかもチェック項目になります。

施術当日、丁寧なカウンセリングを行ってくれるかどうかも重要です。「今日はどのような仕上がりをご希望ですか?」としっかり聞いてくれる施術者は、技術だけでなくコミュニケーションの面でも信頼できます。

LEDエクステが取れやすいときの対処法とリペアの活用

せっかくLEDエクステを付けたのに、すぐに取れてしまったときには、まずは落ち着いて状況を確認することが大切です。自分のミスによるもの(目をこすった、洗顔でゴシゴシしたなど)か、施術時の不備によるものかを見極める必要があります。

装着から数日以内にまつげの根元からごっそり取れてしまったような場合は、施術時の接着に問題があった可能性が高いため、サロンに連絡して相談するのがベストです。多くのサロンでは保証期間を設けており、期間内であれば無料または割引価格でリペア対応をしてくれるところもあります。

数本だけ取れてしまった場合でも、放置しているとバランスが崩れてしまい、見た目が不自然になってしまうことがあります。そういったときは「部分リペア」と呼ばれる施術を受けると、見た目もきれいに整いますし、全体の持ちを延ばす効果もあります。

なお、取れてしまったエクステを自分で無理に剥がそうとするのは厳禁です。自まつげまで一緒に抜けてしまうリスクがあり、毛根がダメージを受けると、まつげの再生にも影響が出てしまいます。どうしても気になる場合は、サロンでのリムーブをお願いするのが一番安全です。

まとめ:LEDエクステを長持ちさせるには、原因の理解と正しいケアが鍵

LEDエクステは、従来のまつげエクステに比べて持ちが良く、施術後の自由度も高い魅力的な技術ですが、正しい知識とケアがなければそのメリットを最大限に活かすことはできません。取れてしまう原因は、まつげの汚れや油分、施術者の技術不足、自まつげの状態、日常の生活習慣、グルーの品質など多岐にわたります。

大切なのは、原因をしっかり把握したうえで、自分に合ったサロンを選び、施術後も丁寧なセルフケアを続けることです。まつげの健康を意識して生活習慣を見直すことや、正しい洗顔・就寝習慣を意識することが、LEDエクステの持ちに大きく影響します。

また、サロンとの信頼関係も重要です。もし取れてしまった場合も、すぐに相談できる体制があることで安心して施術を受け続けることができます。

LEDエクステは、ただ見た目を美しくするだけでなく、日々のメイクの手間を軽減し、自信を与えてくれる存在です。その魅力を長く楽しむために、正しい知識と対策を持って臨んでいきましょう。

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