LEDマツエクのオフはどうする?基本的な知識とリムーバーの使い方

LEDマツエクは、まつげエクステの中でも最新技術を用いた施術方法で、美容業界やユーザーの間でも年々注目度が高まっています。LEDライトで硬化させる特殊なグルーを使うことで、従来のマツエクよりも持ちが良く、取れにくく、かつアレルギーリスクも抑えられるというメリットがあります。そのため、一度体験した方の多くがリピートする傾向にあります。

しかし、その高い密着性と耐久性があるがゆえに、エクステを取り外す「オフ」の際には、特別な手順や専用のリムーバーが必要です。従来のエクステ用リムーバーでは効果が薄く、無理に取り除こうとすると自まつげを痛めてしまう恐れがあるため、正しい方法を知ることがとても重要です。本記事では、LEDマツエクの仕組みからリムーバーの使い方、自宅でオフする場合の注意点、サロンでの施術内容、さらにオフ後のまつげケアに至るまで、徹底的に詳しく解説します。

目次

LEDマツエクの接着方法と従来との違い

LEDマツエクとは、専用のLEDライトを使って固める「光硬化型グルー(接着剤)」を用いたまつげエクステです。従来のマツエクは、空気中の水分と化学反応を起こして固まる「シアノアクリレート系グルー」が主流で、乾燥時間や湿度、気温の影響を受けやすいというデメリットがありました。LEDマツエクでは、硬化がライトによって一瞬で完了するため、外部環境に左右されず、施術の再現性が高いのが特徴です。

また、LEDグルーは蒸発成分が少なく、刺激臭やアレルギーの原因とされるホルムアルデヒドの放出も極めて少ないため、目元が敏感な方やアレルギー体質の方でも比較的安心して装着できるのも利点です。その反面、この強力な接着力は簡単には落ちず、通常のリムーバーでは歯が立たないケースもあります。だからこそ、オフには専用のLEDマツエクリムーバーが必須となります。

オフを怠るとどうなる?放置のリスクとトラブル

「そのうち自然に取れるから」と、LEDマツエクをそのまま放置する方も少なくありません。しかし、これは非常に危険な行為であり、まつげや目元に多くのリスクをもたらします。LEDマツエクの接着力は非常に強力なため、浮いたりずれたりした状態で放置すると、毛根や皮膚に負担がかかって炎症を起こす可能性があります。とくに、まつげの根本に汚れや皮脂がたまりやすくなり、細菌が繁殖して「ものもらい」や「結膜炎」といった眼病を引き起こすケースもあります。

さらに、エクステが中途半端に残っていると、まつげが抜ける原因にもなります。強く引っ張られて自然に取れるどころか、自まつげごと抜け落ちてしまい、まつげがスカスカになってしまったという相談も多く寄せられています。まつげはヘアサイクルに従って生え変わるものですが、一度ダメージを与えると元の状態に戻るまでにかなりの時間がかかるのが現実です。

オフの適切なタイミングは3~4週間が目安ですが、持続力が強いため1ヶ月半程度ついているケースもあります。しかし、見た目のバランスや安全性を考慮すると、早めに適切な方法でオフするのがベストです。

LEDマツエク用リムーバーの種類と選び方

LEDマツエク専用のリムーバーは、一般的に「ジェルタイプ」と「クリームタイプ」に大別されます。ジェルタイプは透明でサラッとしたテクスチャーが特徴で、まつげの間にもしっかり入り込んでなじみやすく、短時間で成分が浸透しやすいのが魅力です。一方で、目に垂れてしまうリスクがあるため、施術に慣れていない方が使う場合は慎重に行う必要があります。

クリームタイプはやや硬めのテクスチャーで、狙った場所にしっかりとどまるため、目に入りにくく安心です。アイリストによっては、クリームタイプをベースに、密着度を高めるためにアイパックやラップで包む施術を行うこともあります。どちらを選ぶにしても、「LED専用」または「光硬化グルー専用」と記載された製品を選ばないと効果が期待できません。

なお、サロン専売品の中には業務用として成分が強いものもあり、自宅で使用すると肌トラブルを引き起こす場合があります。初めてセルフオフに挑戦する方や敏感肌の方は、できるだけ市販の中でも「敏感肌用」「低刺激処方」などの表示がある商品を選ぶのが賢明です。

自宅でLEDマツエクをオフする方法と注意点

LEDマツエクのオフを自宅で行う場合は、事前準備が非常に重要です。まず、照明の明るい場所で鏡を見ながら慎重に作業できる環境を整えましょう。リムーバー、コットン、綿棒、アイパック、ラップなど必要な道具を揃えたうえで、まつげ周辺のメイクを丁寧に落としておきます。

リムーバーを塗布する際は、まつげの根元から毛先にかけてまんべんなく、かつ慎重に行います。目の中に入らないように、綿棒やマイクロスティックなど細い器具を使うと便利です。その後、ラップやコットンで覆い、リムーバーの成分を浸透させる時間を確保します。製品によっては5分で効果が出るものもあれば、10~15分ほど放置が必要なものもあるため、必ず説明書を確認しましょう。

リムーバーが浸透した後は、まつげに負担をかけないよう、やさしく指先で撫でるようにしてエクステを取り除きます。無理に引っ張ったり、力を入れてこすったりするのは厳禁です。オフが完了したら、ぬるま湯でしっかり洗い流し、まつげや目元を保湿しましょう。

リスクとしては、リムーバーが目に入って刺激を感じる、完全にオフできずに一部残ってしまう、作業中に自まつげが抜けてしまうといった点が挙げられます。少しでも不安がある場合や、肌トラブルが心配な方は、自宅では無理をせず、サロンでのプロの対応を受けるようにしてください。

サロンでのLEDマツエクオフはどう行われる?

プロのアイリストによるサロンでのオフ施術は、安心・安全を最優先に考えられたプロセスで行われます。まず、施術前にしっかりとカウンセリングを行い、まつげの状態や肌質、アレルギー歴などを確認します。その上で、専用のLEDマツエクリムーバーを選定し、精密な道具を使ってエクステ一本一本に丁寧にリムーバーを塗布していきます。

サロンでは、まぶたをしっかり保護しながら、目にリムーバーが入らないよう特殊なパッドを使って安全を確保します。また、拭き取りや洗浄にも専用のソリューションを使用し、まつげだけでなく目元全体を健やかな状態に整える配慮がなされています。必要に応じて、まつげ美容液の塗布や保湿パックなどのアフターケアも行われるため、オフ後も安心です。

費用はサロンによって異なりますが、オフ単体で2,000円〜3,000円程度が一般的です。再装着とセットで割引される場合もあるので、予約時に確認すると良いでしょう。

LEDマツエクのオフ後にすべきケアと注意点

LEDマツエクのオフが終わった後、自まつげは一時的にストレスを受けている状態です。見た目は変わらなくても、接着剤との密着や除去時の刺激によって、毛根や毛自体が弱っていることが多いため、しっかりとケアをすることが不可欠です。

まずおすすめしたいのは、まつげ美容液の使用です。できればヒト幹細胞エキスやペプチド、ビタミン成分が配合されているものを選び、毎日のスキンケアに取り入れましょう。夜はもちろん、朝もまつげの根元にやさしく塗布することで、栄養が行き渡りやすくなります。

また、オフ後3日間は、アイメイクやビューラーの使用を控え、まつげや目元の皮膚を安静に保つよう心がけましょう。目を強くこすったり、メイク落としで刺激を与える行為も避けたほうが安心です。

万が一、赤みや痛み、かゆみなどの違和感が続く場合は、皮膚科や眼科を受診し、早めの対応をとることが大切です。

まとめ:LEDマツエクのオフには正しい知識とリムーバーが不可欠

LEDマツエクは、その密着力や安全性の高さから多くの女性に選ばれている施術ですが、そのぶんオフには手間と正しい知識が必要です。専用のリムーバーを使わずに無理な方法で取り除こうとすると、自まつげに深刻なダメージを与えてしまう恐れがあります。

リムーバーの選び方や使用方法、セルフオフの注意点、サロンでの施術内容、そしてオフ後のまつげケアまで、しっかりと理解したうえで行動することで、目元の健康と美しさを長く保つことができます。

目元は顔の印象を大きく左右する大切なパーツです。だからこそ、オフの工程を軽視せず、正しく丁寧に行うことが、LEDマツエクを安全に楽しむための鍵なのです。

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