マツエクで「まつ毛が痛む」と感じる人が増えている理由
マツエク(まつ毛エクステ)は、忙しい朝のメイク時間を短縮できるうえに、目元をぱっちり華やかに見せてくれるため、多くの女性に人気の美容メニューです。しかし、施術後に「まつ毛が抜けやすくなった」「目元がヒリヒリする」「まつ毛が細くなった気がする」といった“まつ毛が痛んだ”と感じる声も少なくありません。ではなぜ、このようなトラブルが起こるのでしょうか?原因をしっかり理解すれば、適切な対策ができ、健康的なまつ毛を守ることが可能です。
マツエクでまつ毛が痛む主な原因
マツエクによるまつ毛のダメージの原因は、実はいくつもあります。一つひとつは小さな負担でも、繰り返しや蓄積によってまつ毛に大きな影響を与えることもあるのです。まずは代表的な要因を紹介します。
まず第一に考えられるのが「接着剤(グルー)」の影響です。マツエクは人工のまつ毛を、自まつ毛に専用のグルーで装着する施術ですが、このグルーには成分によって刺激性があるものもあります。
特にアレルギー体質の方や敏感肌の方は注意が必要です。
(通常のグルーでアレルギーがある方はLEDだとリスクが大幅に軽減します◎)
通常のグルーの成分がまぶたや目の周囲に影響を与えたり、まつ毛の根元に負担をかけることで、結果的にまつ毛が抜けやすくなったり、毛根が弱る原因となります。
次に挙げられるのが「施術技術の差」です。マツエクは繊細な作業であり、技術者のスキルによって仕上がりやまつ毛へのダメージが大きく異なります。根元から距離を取らずに装着されたマツエクはまつ毛の成長を妨げたり、重さのバランスが悪いエクステは毛根に過剰な負荷をかけることになります。また、エクステ同士が絡まりやすくなると、それが原因で自然なまつ毛が引っ張られて抜けてしまうケースも見られます。
さらに、装着されるエクステの「長さや太さ」も重要です。自まつ毛に比べて重すぎるエクステを装着すると、まつ毛が耐えきれずに抜けやすくなります。華やかさを追求してボリュームのあるデザインを選ぶと、それだけまつ毛に負担がかかり、結果として痛むリスクが高まるのです。
「まつ毛が抜ける」「細くなる」と感じたらどうすべき?
マツエクを続けていると、「最近まつ毛が細くなってきたかも」「本数が減ったような気がする」と不安になることもあるでしょう。そう感じた時は、まず施術の頻度やデザイン、使用するエクステの種類などを見直してみるのが大切です。
たとえば、まつ毛への負担を軽くするために、より細く軽量なエクステを選ぶ、ボリュームラッシュからシングルラッシュに変更する、デザインをナチュラルにするなどの工夫で改善が期待できます。また、施術間隔を空けてまつ毛を休ませる期間を設けるのも有効です。一定期間マツエクをお休みすることで、まつ毛が自然に生え変わり、元の健康な状態を取り戻しやすくなります。
また、まつ毛美容液の使用も非常におすすめです。今は自まつ毛を健康に保つための美容液が多く市販されており、毛根に栄養を届けて、抜けにくく、ハリのあるまつ毛を育てる手助けをしてくれます。毎日のスキンケアの延長として取り入れるだけでも、まつ毛への負担がぐんと減ることがあります。
フラットは0.15mm、ボリュームは3Dなので0.05mm×3本
自まつ毛1本に対する重さは同じくらいです。
逆に自まつ毛の本数が少ない方は、ボリュームラッシュだと毛先がファン(枝分かれ)になっているので隙間をカバーできやすいです◎
マツエクを痛ませないためにできる日常ケアのポイント
マツエク後のケアは、美しさを長持ちさせるためだけでなく、まつ毛の健康を守るうえでも非常に重要です。日常生活の中で、ちょっとした心がけをするだけでも、まつ毛のダメージを抑えることができます。
まず意識したいのが「洗顔の仕方」です。マツエク装着後にまつ毛の根元をゴシゴシこするような洗顔をすると、摩擦によってまつ毛が抜けやすくなります。特にオイルクレンジングはグルーの劣化を早めることがあるため、マツエク対応の洗顔料やクレンジングを選ぶのがベストです。目元はやさしく洗い、タオルで拭くときも押さえるようにして摩擦を避けましょう。
また、うつ伏せで寝るクセがある方は注意が必要です。寝ている間にエクステが枕にこすれて曲がったり、抜けたりしてしまう可能性が高まります。できるだけ仰向けで寝るように心がけるだけでも、エクステの持ちやまつ毛の健康状態が改善されることがあります。
加えて、ビューラーやマスカラの使用はできるだけ控えるのがおすすめです。特にホットビューラーなどでまつ毛を無理に上げると、接着部分に負担がかかり、毛が切れたり抜けたりするリスクが高まります。どうしてもマスカラを使いたい場合は、マツエク対応の製品を選び、やさしく塗るようにしましょう。
サロン選びもまつ毛を守る大切なポイント
まつ毛が痛むかどうかには、施術を行うサロン選びも大きく関わっています。信頼できるサロンを選ぶことが、まつ毛トラブルの予防にもつながります。
ポイントとしては、まず「美容師免許」を持つ技術者が施術をしているかを確認することが重要です。日本では、まつ毛エクステは美容行為に該当するため、美容師免許が必要とされています。免許を持たずに施術しているサロンは違法であり、衛生管理や技術の面で不安が残ります。
次に、「カウンセリングの丁寧さ」も見逃せません。自まつ毛の状態をチェックしたうえで、負担の少ないデザインを提案してくれるサロンは、まつ毛の健康にも配慮してくれている証です。過去にトラブルがあった場合や、まぶたが敏感な方は、その旨を事前に伝えるとより安全です。
口コミや評判も参考になります。SNSやGoogleマップなどで実際の利用者の声を確認すると、サロンの雰囲気や対応、施術の満足度などが分かりやすくなります。価格の安さだけで選ばず、長期的に通いやすく、まつ毛を大切にしてくれる場所を選ぶようにしましょう。
まとめ:まつ毛の健康と美しさを両立させるには?
「マツエク 痛む」と感じたとき、それはまつ毛からのサインかもしれません。無理をしてマツエクを続けるのではなく、原因を知って対策を講じることで、美しい目元と健康なまつ毛の両立が可能になります。まつ毛は繊細な存在だからこそ、日頃からのケアや信頼できるサロン選びがとても大切です。
マツエクを長く楽しむためには、自分のまつ毛としっかり向き合い、必要なタイミングでメンテナンスやお休みを取り入れる柔軟さも求められます。まつ毛美容液やナチュラルデザインのエクステなど、無理なく続けられる選択肢もたくさんあります。
トラブルを未然に防ぎ、いつまでも魅力的な目元を保つために、まつ毛の声に耳を傾けて、賢くマツエクと付き合っていきましょう。
深谷市のマツエク・ネイルおすすめ美容サロン
深谷市の中心地に位置するトータルビューティーサロンTiLLA(ティーラ)
完全個室で一人一人にあったメニューを提案。
まつエク・まつげパーマ・ネイル・エステ・脱毛まで、幅広い美容メニューをご用意しております。