まつげエクステの技術が進化するなかで、最近注目を集めているのが「LEDマツエク」です。LEDライトと専用グルーを使って装着することで、従来のマツエクよりも持ちがよく、装着後すぐに洗顔や入浴ができるなど、多くのメリットから人気が高まっています。しかしその一方で、オフ(取り外し)の際には「なかなか取れない」「どうやって落とせばいいの?」といったお悩みを抱える方も増えてきました。
特に自宅でセルフオフを試みる場合は、専用リムーバーが必要だったり、誤った方法でまつ毛を痛めてしまうリスクもあるため、慎重な対応が求められます。この記事では、「LEDマツエクをセルフで安全にオフする方法」について、基本知識から具体的な手順、必要な道具、さらには注意点まで、一般の方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。
サロンに行く時間が取れない、できれば自分でケアしたい――そんな方にとって、正しい情報をもとに安全にセルフオフを行うことはとても大切です。まつ毛を守りながらキレイにオフするために、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
LEDマツエクとは?まずは基本を理解しよう
まつげエクステは年々進化しており、最近では「LEDマツエク」という新しい技術が注目を集めています。LEDマツエクは、専用のジェルタイプのグルーとLEDライトを用いて装着するまつげエクステの一種で、従来の空気硬化タイプのマツエクとは異なり、光によって瞬時に硬化するという特徴を持っています。この方法によって、エクステの装着時間が短縮されるだけでなく、施術後すぐに洗顔や入浴ができるというメリットもあり、忙しい女性を中心に人気が広がっています。
また、LEDマツエクで使用されるグルーは従来のものに比べてアレルギー反応を起こしにくい成分で作られていることが多く、シアノアクリレートの揮発による刺激臭がほとんどないことも魅力のひとつです。施術の際にはLEDライトによって瞬時に硬化するため、施術者のスキルにもよりますが持ちも非常に良く、数週間から1ヶ月程度の持続力が期待できます。ただし、こうした高い密着性がある分、オフの際には通常のマツエクとは異なるアプローチが求められるのです。
LEDマツエクは便利で高性能な技術である一方で、正しい知識と適切な取り扱いを知らなければ、思わぬトラブルにつながることもあります。特にセルフでのオフを考えている方は、まずこの技術の構造や特徴をしっかり理解しておくことが、安全にセルフケアを行う第一歩となります。
LEDマツエクのセルフオフが難しい理由とは?
LEDマツエクをセルフでオフするのが難しいとされる最大の理由は、そのグルーの強力な密着力にあります。LEDマツエク用のグルーは、LEDライトで瞬間的に硬化する特殊な性質を持っており、水や油に対する耐性が非常に高く設計されています。このため、通常のマツエクオフに使用されるリムーバーでは効果が得られず、オフにかかる時間も長引きがちです。中にはまったく反応せず、何度繰り返しても取れないというケースも少なくありません。
このグルーは、従来のものと違って皮脂や汗、湿気の影響を受けにくいため、エクステが長く持続するという利点があります。しかし、いざオフするとなると、専用のリムーバーでなければ太刀打ちできないことが多く、誤った方法で無理やり剥がそうとすれば、自まつげがごっそり抜けてしまったり、毛根にダメージを与えるリスクがあります。まつ毛は一度抜けてしまうと回復までに時間がかかるうえ、毛周期が乱れるとまつ毛が生えなくなることもあるため、注意が必要です。
さらに、LEDマツエク用のリムーバーは現在も美容サロン向けの業務用製品が中心で、一般のドラッグストアなどでは手に入りにくいのが現状です。このため、インターネット通販などで慎重に商品を選ぶ必要があります。また、セルフオフ用の情報がまだあまり広まっておらず、ネット上の情報を頼りに自己流で試みると、肌トラブルや目の粘膜の炎症を起こしてしまうリスクも否定できません。
セルフでLEDマツエクをオフする前に確認すべきこと
LEDマツエクをセルフでオフしようとする前に、いくつかの大切な確認ポイントがあります。これを怠ると、思わぬトラブルやダメージにつながるため、慎重に準備を進めることが大切です。
まず第一に確認すべきなのは、自分のマツエクが本当に「LEDマツエク」であるかどうかです。施術を受けたサロンがLED技術を使用していたか、また使用したグルーの種類は何だったかを施術証明や記録、あるいはサロンへの問い合わせなどで確認しましょう。通常のマツエク用グルーであれば、一般的なリムーバーでも問題なくオフできる可能性があるため、無駄な時間やお金を使わずに済みます。
次に必要なのは、LEDマツエク用に適したリムーバーを準備することです。一般的なマツエクリムーバーはLEDグルーに対応していない場合が多く、間違った製品を使ってもまつ毛が取れず、無理やり引っ張ってしまう原因になります。できれば「LEDマツエク対応」「ハードグルー対応」などの記載があるリムーバーを選ぶのが理想です。
また、自分の目やまぶたの状態にも注意を払いましょう。目が疲れていたり、炎症を起こしていたり、まつ毛が極端に細く弱っているような状態でのセルフオフは、さらなるダメージを引き起こしかねません。コンタクトレンズを使用している方は必ず外した状態で行い、清潔な手や道具で施術をすることが基本です。
LEDマツエクをセルフでオフする具体的な手順
LEDマツエクを自宅で安全にオフするには、正しい手順と十分な時間をかけることが何より重要です。手間はかかりますが、急がず丁寧に取り組むことが自まつ毛を守る鍵となります。
まず準備として、LEDマツエク対応のジェルリムーバー、綿棒または綿棒付きアプリケーター、サージカルテープやラップ、手鏡、ティッシュ、アイパッチ、まつ毛美容液などを用意しましょう。リムーバーはジェルタイプが垂れにくく初心者にも扱いやすいためおすすめです。
まず、顔をクレンジングしてメイクや皮脂汚れをしっかり落とし、目元を清潔にします。次に下まぶたにティッシュやコットンを当てて、リムーバーが目に入るのを防ぐ準備をします。その上で、綿棒にリムーバーを取り、まつ毛の根元にしっかりと塗布していきます。片目ずつ行うと安全です。塗布後はサージカルテープやラップで軽く覆い、10分〜15分ほど放置して浸透させます。
浸透したあとは、綿棒でまつ毛をなぞるように軽くこすり、エクステが自然に浮いてきたら優しく取り除きます。取れにくい場合は無理をせず、再度リムーバーを塗ってもう一度放置しましょう。全てのエクステが取れたら、ぬるま湯で目元をしっかり洗い流し、最後にまつ毛美容液でケアをして完了です。ここで焦って強くこすったり、途中でやめてしまうと自まつ毛に大きなダメージを与えてしまうため、途中で諦めず丁寧に時間をかけることが重要です。
セルフオフのリスクと注意点について
LEDマツエクのセルフオフには、見過ごせないリスクがいくつかあります。最も大きなリスクは、自まつ毛が抜ける・傷むという物理的なダメージです。硬化したグルーを無理に剥がそうとすると、エクステと一緒に根元のまつ毛が抜けてしまうことがあり、毛根がダメージを受ければ再生までに数ヶ月以上かかることもあります。
また、セルフオフ中にリムーバーが目に入ってしまうことで、結膜炎や角膜損傷といった眼疾患につながることもあります。とくにジェルタイプでも大量に使用して液が目に流れ込むことがあるため、適量の使用と丁寧な塗布を心がけることが必要です。さらに、途中でオフが不完全なまま放置されると、一部のエクステが残ってまつ毛のバランスを崩し、見た目にも違和感が生じます。
皮膚が敏感な方は、リムーバーの成分に反応してかぶれたり赤みが出ることもありますので、事前にパッチテストを行うなど、リスク管理も含めて準備しておくことが重要です。
LEDマツエクのセルフオフにおすすめのアイテムとは?
セルフでLEDマツエクを安全かつスムーズにオフするためには、専用の高品質なアイテムを活用することが大切です。近年ではLEDマツエク対応のジェルリムーバーがネット通販などでも手に入るようになってきており、中にはプロ仕様でありながら個人購入も可能な製品も登場しています。例えば、「LEDグルー専用」と明記されたものや、「低刺激」「高粘度」「垂れにくい」「保湿成分配合」などの特徴を持った製品は、初心者にも扱いやすくおすすめです。
また、オフの際に役立つ便利なアイテムとして、精密なアイメイク用綿棒、下まぶた保護用のシリコンパッド、タイマー、LED非透過のフェイスカバーなどもあります。オフ後は、まつ毛美容液やトリートメントマスクでしっかりと保湿・補修を行うことで、自まつ毛の再生力を高めることができます。
市販のまつ毛美容液には「毛根に働きかけて発毛を促すタイプ」「傷んだまつ毛を保護するタイプ」などがありますので、自分のまつ毛の状態に合わせて選ぶとよいでしょう。サロンで取り扱われている製品と同じものがネットで手に入ることもあります。
セルフでオフできないときはどうする?プロに依頼するという選択
もしセルフでのオフに不安がある場合、あるいは途中で思うようにエクステが取れないと感じたときは、無理をせずプロのサロンに相談するのが最善です。とくに目元のトラブルや違和感があるときには、セルフ対応を継続することで悪化させてしまう恐れがあるため、自己判断を避けるべきです。
LEDマツエクに対応しているサロンでは、専用のリムーバーを用いたプロの技術で、自まつ毛への負担を最小限に抑えながらオフしてくれます。価格はエリアやサロンにより異なりますが、平均して1,500円〜3,000円ほどで施術が可能です。加えて、オフとセットでまつ毛トリートメントを受けることができるメニューもあり、自まつ毛の保護と再生ケアを同時に叶えることができます。
施術時間も20〜30分程度と短時間で済むうえ、目元の状態をチェックしてもらえるという安心感も得られます。セルフでの無理なオフで失敗したり、後悔したくない方は、ぜひ一度プロの手を借りる選択も検討してみてください。
まとめ:LEDマツエクのセルフオフは正しい知識と準備で安全に行おう
LEDマツエクはその高い持続力やアレルギー対応のメリットから、多くの人に支持されている新しい技術ですが、その一方でオフには従来のマツエク以上の慎重さが求められます。セルフでオフする際は、LEDグルーの特徴を理解し、専用のリムーバーを用意し、安全な手順で丁寧に行うことが何より重要です。
まつ毛や目元は非常に繊細なパーツであるため、少しでも不安を感じたら無理をせず、プロに任せるという判断もまた正解です。無理なオフはトラブルの元になりますし、大切なまつ毛を失うリスクも抱えています。しっかりと情報を収集し、安全に配慮した方法でセルフオフに取り組みましょう。そして、オフの後はまつ毛のケアを忘れずに。美しさを保ちつつ、健康なまつ毛を育てていくことが、長くマツエクを楽しむ秘訣です。
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