まつげエクステは、毎日のメイク時間を短縮し、ぱっちりとした印象の目元をキープできる美容法として、多くの女性から人気を集めています。その中でも、最近注目を集めているのが「LEDマツエク」です。専用のLEDライトで瞬時に硬化させる新しいまつげエクステの方法で、持ちが良く、施術時間も短縮できるとしてサロン業界ではすでに主流になりつつあります。そんなLEDマツエクを、サロンだけでなく自宅でセルフでやってみたいという方も増えています。
この記事では、「ledマツエク セルフ やり方」というキーワードを意識しつつ、LEDマツエクの基礎知識から、セルフで行うための道具や手順、安全に施術するためのポイントまでを丁寧に解説していきます。初心者の方でも安心して始められるよう、実践的かつ分かりやすい内容を心がけています。
LEDマツエクとは何か?その特徴とセルフでの可能性について
LEDマツエクとは、専用のLEDライトで硬化するグルー(接着剤)を使用してまつげエクステを装着する方法のことを指します。従来のまつエクでは、グルーが空気中の水分によって自然硬化するため、ある程度の時間を要しましたが、LEDマツエクではライト照射によりわずか数秒で硬化が完了します。この特性により、施術時間が大幅に短縮されるうえに、湿度や気温などの環境要因に左右されにくく、仕上がりも安定しやすいという利点があります。
また、LEDグルーは比較的低刺激でアレルギーが出にくいという点でも注目されており、敏感肌の方にも選ばれることが増えています。硬化が速いため、目を開けたときのヒリヒリ感や蒸気による不快感も軽減される傾向があります。
このようにメリットが多いLEDマツエクですが、果たしてセルフでも可能なのかというと、技術的なハードルはあるものの「正しい手順と道具があれば実現可能」というのが現実です。サロンほど完璧な仕上がりにはならない場合もありますが、練習を重ねることで自分に合ったデザインやボリュームを楽しむことができるようになります。大切なのは、焦らず丁寧に、そして安全第一で取り組むことです。
セルフLEDマツエクに必要な道具とその選び方
セルフでLEDマツエクを行うには、まずは道具を揃えることから始めましょう。これらの道具はサロンとほぼ同じ内容になりますが、自宅での使用に適したコンパクトさや扱いやすさを重視して選ぶと失敗が少なくなります。
最も重要なのが「LEDライト」です。これはLEDグルーをしっかりと硬化させるために必要不可欠なアイテムで、通常のUVライトや一般のLEDライトとは波長が異なります。市販されているLEDマツエク用ライトには、スタンド式で両手が空くもの、ペン型でスポット照射が可能なもの、手鏡一体型のものなどがあります。作業しやすさや視認性を考慮して、自分の作業環境に合ったものを選びましょう。
次に、LEDグルーも非常に大事なアイテムです。通常のまつエク用グルーは空気硬化型ですが、LEDマツエクでは必ず「LED対応グルー」を使用する必要があります。初心者には刺激が少なく、粘度が高めで操作しやすいものを選ぶのがおすすめです。
そのほかの必須アイテムとしては、ツイーザー(先端の異なる2種類以上が理想)、フレアまたはシングルタイプのエクステ毛、下まつげを保護するアイパッチやマスキングテープ、エクステを整えるためのスクリューブラシやコーム、まつげの油分を除去するプライマーやクレンジングパッド、そして細部を確認するための拡大鏡などがあります。これらをセットにしたスターターキットも多く販売されており、まずはキットから始めて慣れていくのも良いでしょう。
セルフLEDマツエクのやり方をステップごとに解説
LEDマツエクをセルフで行う場合、手順を飛ばしたり適当に済ませてしまうと、思ったような仕上がりにならないばかりか、目に負担をかけてしまうこともあります。以下に基本的なステップを詳しく紹介していきます。
まず、クレンジングで目元をしっかりと洗浄します。まつげに油分や皮脂、アイシャドウの残りなどが付着していると、グルーの密着力が落ち、早期にエクステが取れてしまう原因になります。洗顔後は、専用のプライマーやエタノールパッドでまつげを脱脂しておくとより効果的です。
次に、片目ずつ作業することを前提に、下まつげを保護するためにアイパッチを貼ります。テープで固定してもかまいませんが、肌に優しい医療用テープを使うとトラブルが少なくなります。ここで手元が明るく見えるよう照明を調整し、鏡の位置もしっかり決めておきましょう。
エクステをツイーザーで取り、毛の根元にLEDグルーを極少量つけます。ここでのポイントは「グルーをつけすぎないこと」。多すぎると隣のまつげとくっついたり、目に刺激が届いたりする原因になります。グルーをつけたら、まつげの根元0.5〜1mm程度離れた部分に、軽く押し当てるように装着します。
装着後すぐにLEDライトを照射します。硬化時間は製品によって異なりますが、一般的には2〜5秒程度。きちんと硬化したかどうかは、ツイーザーで軽く触れてみて動かないか確認すると安心です。1本ずつ丁寧に繰り返し、仕上がりを左右均等に整えていきます。
最後に、まつげ全体をスクリューブラシで整え、エクステの方向がバラついていないか確認します。LEDグルーの硬化が甘い箇所があれば、再度照射して補強しましょう。
セルフでLEDマツエクを行うメリットとデメリットを整理
LEDマツエクをセルフで行う最大のメリットは、やはり「コスト面の軽減」にあります。サロンで施術を受ける場合、1回5,000円〜10,000円ほどかかることもありますが、セルフなら1回あたりの材料費は数百円程度に抑えられます。加えて、予約不要で好きなタイミングに施術できるという自由さも大きな魅力です。
一方でデメリットとしては、技術的な難しさがあります。まつげという細く繊細な部位を扱うため、ツイーザーの操作が不慣れだと、エクステが思い通りに装着できなかったり、バランスが崩れたりすることもあります。また、目元にLEDライトを近づける作業には慎重さが求められ、誤った照射は目に負担をかけてしまいます。
さらに、片目ずつの施術に時間がかかり、集中力を長時間保たなければならないこともハードルになります。最初のうちは思ったような仕上がりにならないことも多いため、根気と丁寧さが重要です。
安全にセルフLEDマツエクを楽しむために知っておくべきこと
目元は皮膚が非常に薄く、しかも粘膜に近いため、ほんの少しの刺激にも過敏に反応します。LEDマツエクをセルフで行う際には、安全管理を最優先に考える必要があります。特に注意すべきなのはLEDライトの扱い方と、グルーの成分です。
LEDライトは、目を直視する形で照射してしまうと、視力に悪影響を及ぼす恐れがあります。そのため、作業中は必ず片目を閉じて行い、角膜を保護するような保護メガネや遮光板を併用するとより安心です。長時間にわたる照射や、ライトを目に近づけすぎる行為は避けるようにしましょう。
また、グルーについても、接着力や乾燥時間ばかりに注目せず、「安全性が確認された成分か」「アレルギーを起こしにくいか」「日本国内で流通実績があるか」などを確認することが重要です。異常を感じたらすぐに中止し、必要に応じて医療機関を受診することをためらわないようにしましょう。
まとめ|LEDマツエクはセルフでも挑戦可能。ただし丁寧に、慎重に
LEDマツエクは、従来のまつエクと比べて硬化が速く、仕上がりも安定しやすいため、セルフ施術に向いている要素が多い美容法です。ただし、「簡単だから安全」というわけではなく、目元を扱うという特性上、正しい知識と道具、そして丁寧な手順を守る姿勢がなにより大切になります。
初めて挑戦する方は、片目だけ・少量だけといった小さなステップから始めて、徐々に感覚をつかんでいくと良いでしょう。自分のまつげの生え方や目の形を理解しながら、理想の目元を作り上げていく過程は、サロンでは得られない満足感や達成感につながります。
忙しい毎日を送る中でも、美しくありたいという気持ちを自宅で叶える手段として、LEDマツエクのセルフ施術は非常に魅力的な選択肢となるはずです。焦らず、安全第一で、自分だけのまつげデザインを楽しんでください。
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