40代以降の目元ケアとマツエクの両立法｜エイジングサロンケアの新常識

2025年11月10日

年齢を重ねるにつれて、鏡を見るたびに「なんだか目元の印象が変わってきたかも…」と感じる方は多いのではないでしょうか。まぶたのハリが失われ、まつげのボリュームが少しずつ減ることで、以前よりも疲れた印象に見えたり、目力が弱くなったように感じられたり。

そんな40代以降の繊細な目元の悩みにこそ、プロの技術によるマツエクと正しいエイジングケアの組み合わせが輝きを取り戻す鍵となります。若い頃と同じ「盛る」ためのマツエクではなく、今の自分に似合う「上品なリフトアップ」を叶える新しい選択肢です。

この記事では、深谷市・上柴町のサロンTiLLA（ティーラ）が、多くの大人女性の目元をデザインしてきた経験から、年齢による変化に合わせた“無理のない上品な目元デザイン”と、マツエクを楽しみながら続けられるエイジングケアの両立法を徹底的に解説します。

40代以降の目元に起きる4つの大きな変化

加齢とともに、私たちの目元環境にはいくつかの特徴的な変化が現れます。これらの変化を正しく理解することが、最適なマツエクデザインとケア方法を見つけるための第一歩です。

変化①：まぶたのたるみと下垂

年齢とともに肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚のハリが失われます。さらに、まぶたを開閉する「眼輪筋」という筋肉が衰えることで、まぶた全体が下がり気味（眼瞼下垂）になり、目が小さく見えたり、眠そうな印象を与えたりすることがあります。この状態で、若い頃と同じような強いカールや長いエクステを付けると、かえってまぶたの重さを強調してしまうことがあるため注意が必要です。

変化②：まつげの減少・細毛化

ホルモンバランスの変化や毛周期（毛が生え変わるサイクル）の乱れにより、まつげ一本一本が細くなったり、生えてくる本数自体が減少したりします。これにより、まつげに隙間ができてボリューム不足を感じるようになります。健康な自まつげが減ることで、装着できるエクステの本数も限られてくるため、自まつげを育てる「育毛ケア」の重要性が増してきます。

変化③：皮膚の乾燥とバリア機能の低下

皮脂の分泌量が減少することで、目元の皮膚は乾燥しやすくなります。乾燥は小じわの直接的な原因になるだけでなく、肌のバリア機能を低下させ、外部からの刺激に敏感にさせます。グルー（接着剤）やクレンジング剤による刺激を感じやすくなるため、より低刺激な製品選びと、徹底した保湿ケアが不可欠です。

変化④：目元のくすみと血行不良

目の周りの皮膚は非常に薄いため、血行不良の影響がくすみやクマとして現れやすい部位です。加齢や疲労、ストレスによって血行が悪くなると、目元全体が暗く見え、疲れ顔や老け見えの印象を強めてしまいます。

これらの変化に合わせて、エクステの太さ・長さ・カール・装着角度をミリ単位で緻密に調整し、目元への負担を最小限に抑えながら美しさを引き出すことが、40代からのマツエクの鉄則です。

大人の魅力を引き出す、上品マツエクデザインの3つのポイント

TiLLAでは、40代以降のお客様には「派手に盛る」のではなく、目元の悩みを自然にカバーし、上品に「引き上げる」「若々しく見せる」ことを重視したデザインをご提案しています。

デザイン①：ナチュラルリフトデザイン

黒目の上部分に、他の部分より少しだけ長いエクステを配置することで、目の縦幅を自然に強調します。これにより、下がり気味のまぶたが優しくリフトアップされ、目がパッと開いたような明るい印象に。やりすぎ感なく、自然に目力をアップさせたい方に最も人気のデザインです。

デザイン②：タレ目エレガントライン

目尻にかけてカールの緩やかなエクステを配置し、長さを出すことで、優しく柔和な印象を創り出します。年齢とともに少し印象がきつくなったと感じる方や、「優しく見られたい」というご要望をお持ちの方に最適です。目尻のラインを美しく流すことで、アイライン効果も期待できます。

デザイン③：最高級セーブルミックスデザイン

数ある毛質の中でも、特に軽くて柔らかい「セーブル」を使用し、まるで自まつげのような自然な質感を再現します。負担が非常に少ないため、細く弱くなった自まつげにも優しく、それでいて自然な密度とボリュームを出すことができます。見た目の上品さと、つけ心地の良さを両立させた贅沢なデザインです。

TiLLAでは、特に40代以上の方には、根元からまつげを立ち上げる「リフトアップ技法」と、羽のように軽い「軽量毛材（フラットラッシュなど）」を組み合わせることで、“重く見えないのに、確かな立体感”を演出することを常に意識しています。

マツエクとエイジングケアを両立させる4つのコツ

「マツエクをしていると、アイクリームやマッサージがしにくくてエイジングケアを諦めてしまう」というお声をよく聞きます。しかし、正しい方法を知れば、デリケートな目元のケアとマツエクは十分に両立可能です。

✅ コツ①：クレンジングは「オイルフリー」のミルク・ジェルタイプに

グルーは油分に弱いため、オイルクレンジングは厳禁です。肌に優しく、洗浄力も十分なオイルフリーのジェルタイプやミルクタイプを選びましょう。メイクを落とす際は、指の腹で優しく円を描くように馴染ませ、決してゴシゴシこすらないことが大切です。

✅ コツ②：まつげ美容液は「根元1mm手前」を意識

自まつげを育てる美容液は必須アイテムですが、塗り方には注意が必要です。液が多すぎたり、粘膜に直接触れたりすると、刺激やかゆみの原因になります。筆やチップの先端を使い、アイラインを引くように「根元ギリギリの皮膚（1mm手前）」に薄く塗布するのがポイントです。

✅ コツ③：アイクリームは「下まぶた中心」に

保湿のためのアイクリームは、エクステに直接触れないように注意しながら塗布します。薬指の腹に取り、まずはクマや小じわが気になる下まぶたに優しく置き、そこから目尻、眉骨の下へと馴染ませます。上まぶたに塗る際は、エクステの根元にクリームがつかないよう、ごく少量をまぶたの中央から眉下にかけて伸ばす程度に留めましょう。

✅ コツ④：アイマッサージは「軽いタッピング」で

血行促進のためのマッサージは、強い圧をかけるのではなく、ピアノを弾くような軽いタッチのタッピング（指先での軽い叩き込み）で行いましょう。これにより、エクステに負担をかけることなく、目元の血行を優しく促進できます。

特に乾燥が気になる季節は、「まつげ美容液による保湿」と「アイクリームによる皮膚の保湿」のWケアが、若々しい目元を保つ鍵となります。

40代からのマツエク｜素材とカールの最適解

年齢を重ねた目元には、どのような素材やカールが似合うのでしょうか。無理なボリュームを追求するのではなく、「清潔感」と「品格」を重視した選択が成功の秘訣です。

項目	おすすめのタイプ	その理由
毛質	セーブル or フラットラッシュ	非常に柔らかく軽いため、自まつげやまぶたへの負担が最小限。自然なツヤ感があり、上品な仕上がりに。
太さ	0.10mm〜0.12mm	自まつげに近い自然な太さで、繊細な濃さを演出。やりすぎ感がなく、清潔感をキープできる。
カール	Jカール or Cカール	最も自然に近いJカールや、ビューラーで軽く上げた程度のCカールが上品で落ち着いた印象を与える。
長さ	9mm〜11mm	まぶたの厚みやたるみを考慮し、長すぎず短すぎない絶妙なバランスが重要。目立ちすぎない自然な長さが美しい。

TiLLAでは、強い照明の下ではなく、「日中の自然光の下で見たときに、最も美しく輝く目元」を意識したデザイン設計を大切にしています。

TiLLAの“エイジング対応マツエク”が大人女性に選ばれる理由

TiLLAでは、長年の経験とデータに基づき、40代以降の女性の目元の変化に特化した独自の施術設計を行っています。

低刺激グルーの標準採用: 乾燥や刺激に敏感になった肌に対応するため、アレルギー反応のリスクが極めて低い、安全性の高い国産グルーを使用します。
リフトアップ効果を計算した装着: 一本一本の装着角度を緻密に計算し、たるんだまぶたを自然に持ち上げる「矯正デザイン」を施します。
まつげトリートメントの併用: 施術前に高濃度のケラチントリートメントを行い、自まつげのハリ・コシを強化。エクステの持続力を高めます。
個別カウンセリングの徹底: お客様の目元の筋肉の動き、骨格、まぶたの厚みまでをプロの視点で分析し、“若々しく見える目元の黄金比”を導き出してから施術に入ります。

「年齢を感じさせない、けれども頑張りすぎていない自然な美しさ」― それがTiLLAの提供するエイジングケアマツエクのゴールです。

美しい目元は生活習慣から。睡眠・食事の重要性

マツエクの効果を最大限に引き出し、目元全体の健康を保つためには、サロンでのケアだけでなく日々の生活習慣が非常に重要になります。特に40代以降は、その影響が顕著に現れます。

要素	ケアポイント
睡眠	質の良い睡眠を6〜7時間確保。寝返りによる摩擦を防ぐため、仰向け寝を心がけ、枕カバーはシルク素材がおすすめです。
食事	まつげと皮膚の材料となるタンパク質、ビタミンB群、亜鉛、コラーゲンなどをバランス良く積極的に摂取しましょう。
保湿	外側からのケアとして、ヒアルロン酸やセラミドが配合された目元用美容液で乾燥を徹底的に防ぎます。
ストレスケア	過度なストレスは自律神経を乱し、ホルモンバランスに悪影響を与えます。リラックスできる時間を作り、心身ともに健やかに保つことが大切です。