パリジェンヌラッシュリフトとは?まつ毛パーマとの違いと特徴を解説

パリジェンヌラッシュリフトとは、まつ毛の根元を90度に近い角度でまっすぐ立ち上げる施術で、毛先はストレートなまま根元だけが立ち上がるため、まつ毛が長く見えてナチュラルな印象になるのが最大の特徴です。 通常のまつ毛パーマがまつ毛全体を丸くカールさせるのに対して、パリジェンヌラッシュリフトは「伸ばして立ち上げる」という方向性の仕上がりになります。フランスのビューティーブランドが開発した技術で日本では2018年頃から普及し、すっぴん映えや自然な目元の印象アップを求める方を中心に幅広い層から支持されています。この記事ではパリジェンヌラッシュリフトの仕組みから通常まつ毛パーマとの違い・メリット・デメリット・向いている人まで徹底的に解説します。

パリジェンヌラッシュリフトとはどんな施術?

パリジェンヌラッシュリフトとは、まつ毛の根元を90度近くまっすぐ立ち上げながら毛先をストレートに仕上げる施術です。通常のまつ毛パーマとは異なりまつ毛全体を丸くカールさせるのではなく、根元の「立ち上げ」を最大化することでまつ毛が縦方向に伸びて見える効果が生まれます。

パリジェンヌラッシュリフトの仕組み

パリジェンヌラッシュリフトは通常のまつ毛パーマと同じくパーマ剤(1剤・2剤)を使ってまつ毛のカール形状を固定する施術ですが、道具と技術の方向性がまったく異なります。通常パーマではロッドにまつ毛を巻きつけて丸いカールをつけますが、パリジェンヌラッシュリフトでは専用のシリコンパッドを使ってまつ毛の根元だけを立ち上がるように固定します。

根元が立ち上がることで視覚的に「まつ毛が長い・目元が縦に広い」という印象が生まれます。毛先がストレートなまま維持されることで、人工的なカール感がなく自然なまつ毛の延長のような印象を与えます。

パリジェンヌラッシュリフトという名前の由来

「パリジェンヌ」はフランス語で「パリの女性」という意味です。フランスのビューティーブランドが開発した技術であることと、フランス女性らしいナチュラルで洗練された美しさをまつ毛で表現するというコンセプトからこの名前がつけられました。日本では商標登録されているため、正式なパリジェンヌラッシュリフトの施術は認定を受けたサロンとアイリストのみが提供できます。

施術の流れ

パリジェンヌラッシュリフトの施術は大まかに以下の手順で行われます。まずまつ毛の汚れをクレンジングで取り除いてから専用のシリコンパッドを下まぶたに貼り付けます。まつ毛をシリコンパッドに沿って根元から立ち上げるように接着させてから1剤(パーマ剤)を塗布して一定時間おきます。1剤を拭き取ってから2剤(定着剤)を塗布して固定し、最後に栄養トリートメントを施して完了です。施術時間は45〜75分程度が目安です。

通常まつ毛パーマとの違い一覧比較

パリジェンヌラッシュリフトと通常のまつ毛パーマの最大の違いは「カールの形状」です。通常パーマがまつ毛全体を丸くカールさせるのに対して、パリジェンヌラッシュリフトは根元だけを立ち上げて毛先はストレートに仕上げます。同じまつ毛パーマの施術でも仕上がりのイメージはまったく異なります。

カールの形状の違い

通常のまつ毛パーマはロッドにまつ毛全体を巻きつけるため、根元から毛先まで均一なカーブがかかります。仕上がりはCカール風の丸い形状で、目全体がぱっちりと丸く見えるかわいらしい印象になります。

パリジェンヌラッシュリフトは根元から90度近く立ち上げるため、まつ毛の根元部分だけが急角度で立ち上がり毛先はほぼストレートのまま維持されます。仕上がりは「まつ毛が真上を向いている」という印象で、目元が縦に開いて見えてまつ毛が長く見えます。

見た目の印象の違い

通常パーマは目全体がぱっちりと丸く見えるキュートな印象を与えます。アイドルやかわいい系の仕上がりを求める方に向いているカールです。パリジェンヌラッシュリフトはまつ毛が長く上向きに伸びているナチュラルでクールな印象を与えます。大人っぽい洗練された目元・すっぴん映え・自然なまつ毛の美しさを引き立てる仕上がりを求める方に向いています。

まつ毛の長さに見える効果の違い

パリジェンヌラッシュリフトの大きな特徴のひとつが「まつ毛が長く見える効果」です。根元から90度近く立ち上がることでまつ毛全体が上方向に伸びて見えるため、実際の長さよりも長い印象を与えます。通常パーマは丸くカールするため長さが横から見えにくくなり、目元がぱっちりして見えますがまつ毛が特別長く見えるという効果は少ないです。

向いているまつ毛の状態の違い

通常パーマはまつ毛の状態を問わず比較的対応しやすい施術です。まつ毛が短い・細い・量が少ないという方でもカールをつけることで目元の変化が生まれます。パリジェンヌラッシュリフトは根元の立ち上げが主なアプローチのためまつ毛の長さがある程度ないと効果が出にくいという特性があります。まつ毛が短すぎる方にはパリジェンヌより通常パーマや別の施術のほうが変化を感じやすいことがあります。

比較まとめ

比較項目通常まつ毛パーマパリジェンヌラッシュリフト
カールの形根元〜毛先まで丸いカール根元立ち上げ・毛先ストレート
仕上がりの印象ぱっちりキュート・丸い目ナチュラル・まつ毛が長く見える
持ちの目安4〜5週間4〜6週間
料金目安3,000〜6,000円6,000〜10,000円
向いているまつ毛短め〜長め・どんな状態でもある程度長さがある方が効果的
向いている人かわいい系・ぱっちり目重視ナチュラル・すっぴん映え重視
対応サロン多数認定サロンのみ

パリジェンヌラッシュリフトのメリット・デメリット

パリジェンヌラッシュリフトの最大のメリットは「すっぴんでも洗練されたナチュラルな目元を演出できること」です。仕事でのTPO・ケアの自由度・まつ毛が長く見える効果を高く評価する声が多い一方で、料金が高め・まつ毛が短い方には効果が出にくいというデメリットも理解したうえで選択することが重要です。

パリジェンヌラッシュリフトのメリット

仕上がりが非常にナチュラルで洗練されていることが最大のメリットです。根元が立ち上がって毛先がストレートという形状はまつ毛が自然に上向きに伸びているような印象を与え、「施術をしている感」が出にくいです。マツエクを使えない職場や規定が厳しい環境でも使いやすく、すっぴん状態でも目元が明るく整って見えるすっぴん映え効果が高いとして特に人気があります。

まつ毛が長く見える効果が高いことも大きな魅力です。根元から垂直に立ち上がることで実際の長さより長く見えるため、まつ毛が短いと感じていた方でも「まつ毛が伸びた」という印象変化を楽しめます。

ケアの制限がほぼないことも評価されています。オイルクレンジングが使える・マスカラが使える・水や汗を気にしなくてよいという自由度の高さはまつ毛パーマ全般のメリットですが、パリジェンヌラッシュリフトでも同様に生活習慣を変える必要がほとんどありません。

施術と同時に栄養トリートメントを行うサロンが多く、まつ毛の健康ケアと施術を同時に受けられることもメリットです。パーマ剤によるダメージを補修しながら施術を受けられる点が、まつ毛への負担を気にする方に安心感を与えています。

パリジェンヌラッシュリフトのデメリット

料金が通常パーマより高いことはデメリットのひとつです。認定技術者のみが施術できる専門性の高い施術のため、通常パーマより2,000〜5,000円程度高い料金設定になっているサロンが多いです。

対応できるサロンが通常パーマより少ないことも注意点です。パリジェンヌラッシュリフトは正式な認定制度があり、認定を受けたアイリストが在籍するサロンのみが施術を提供できます。通いたいエリアに対応サロンがあるかどうかを事前に確認する必要があります。

まつ毛が短い方には効果が出にくいことも理解しておく必要があります。根元の立ち上げを最大化する施術のため、立ち上げるべきまつ毛の長さが不十分な場合は変化が小さくなりやすいです。まつ毛が極端に短い方には通常パーマやラッシュリフトのほうが変化を感じやすい場合があります。

カールが落ちてくる変化が目立ちやすいという点もデメリットとして挙げられます。根元の立ち上げが主な変化のため、カールが落ちてくると根元の立ち上げが失われてまつ毛が下がって見える変化が比較的明確に感じられます。持ちの終わりに向けた変化が通常パーマより目立ちやすいという声があります。

パリジェンヌラッシュリフトの持ち・料金・施術時間

パリジェンヌラッシュリフトの持ちは4〜6週間が目安です。料金は6,000〜10,000円程度が全国的な相場で施術時間は45〜75分程度が一般的です。通常パーマより料金は高めですが持ちがよくケアの制限がほとんどないため長期的なコスパは良好です。

持ちについて

パリジェンヌラッシュリフトの持ちは4〜6週間が目安です。施術直後〜2週間が最も根元の立ち上がりがしっかりしている状態で、3〜4週間後から徐々に根元の立ち上げが緩んできます。体質・まつ毛の状態・日々のケアによって個人差があり、4週間で落ちてくる方から6週間以上きれいな状態をキープできる方までいます。

持ちをよくするためには施術後48時間は目元を濡らさない・毎日まつ毛美容液でケアする・洗顔時の摩擦を最小限にするという基本ケアを守ることが重要です。

料金相場

パリジェンヌラッシュリフトの料金は6,000〜10,000円程度が全国的な相場です。サロンの立地・グレード・追加メニューの有無によって料金差があります。東京・大阪などの都市部では8,000〜12,000円程度になることもあります。

多くのサロンでは施術と同時に栄養トリートメントが含まれているため、単純な料金比較では通常パーマより高く見えますがトータルのケア内容を考慮すると価値があります。初回割引クーポンを活用することで通常より安く試せるサロンも多いです。

施術時間

施術時間は45〜75分程度が一般的です。初回は施術の説明とカウンセリングが加わるため75〜90分程度かかるサロンもあります。リピーターの場合はカウンセリング時間が短縮されて60分程度で完了することが多いです。施術中は仰向けで目を閉じている必要があり、首や背中への負担を感じる場合はクッションのサポートをリクエストしましょう。

施術の頻度と年間コスト

1〜2ヶ月に1回の施術頻度を想定した場合の年間コストは、8,000円×年間7回=56,000円程度が目安です。マツエクのリペアを月1回受けた場合の年間コスト(60,000〜100,000円程度)と比較するとコストパフォーマンスが高いことがわかります。

パリジェンヌラッシュリフトに向いている人・向いていない人

パリジェンヌラッシュリフトに最も向いているのは「ナチュラルな仕上がりを求めながらもまつ毛を長く美しく見せたい方」と「すっぴん状態での目元の印象にこだわる方」です。派手な仕上がりを求める方やまつ毛が極端に短い方には別の施術のほうが満足度が高い場合があります。

パリジェンヌラッシュリフトに向いている人

ナチュラルな目元を保ちながら毎日の目元ケアを楽にしたい方に最も向いています。すっぴんでも目元がきれいに見えることへの関心が高い方・スキンケアにこだわっているがアイメイクを簡略化したい方・オフィスや学校など自然な目元が求められる環境にいる方に支持されています。

まつ毛が長い・まつ毛が自然に下向きに生えている・ビューラーを毎日使っているという方にパリジェンヌラッシュリフトは特に効果を実感しやすいです。施術によって毎朝のビューラー作業から解放されながら、より美しいまつ毛の状態を長期間キープできます。

グルーアレルギーが心配でマツエクを避けていた方にとっても、パリジェンヌラッシュリフトはグルーを使わないためアレルギーリスクが低い施術として安心感があります。ただし薬剤アレルギーのリスクはゼロではないため、敏感肌の方は事前のパッチテストを推奨します。

パリジェンヌラッシュリフトに向いていない人

ぱっちりとした丸くキュートな目元を求める方には通常パーマのほうが向いています。パリジェンヌラッシュリフトの仕上がりはまつ毛が縦に長く見えるナチュラルな印象で、丸くカールしたかわいらしい仕上がりとは異なります。

まつ毛が極端に短い方には効果が出にくい場合があります。根元の立ち上げを最大化する施術のため、立ち上げるべきまつ毛の長さが不十分だと変化が小さくなりやすいです。まつ毛が短い方は通常パーマやラッシュリフト・マツエクとの比較でアイリストに相談したうえで選択することをおすすめします。

ボリューム感を大きく出したい方にはマツエクのほうが向いています。パリジェンヌラッシュリフトはあくまでも自まつ毛を活かす施術のため、まつ毛の本数やボリュームは変わりません。「もっとまつ毛を増やしたい・ふさふさにしたい」という方にはマツエクが効果的です。

よくある質問(一重でも効果ある?マツエクと組み合わせできる?)

Q. 一重まぶたでもパリジェンヌラッシュリフトの効果はありますか?

一重まぶたの方にも効果はありますが、通常パーマほど仕上がりの変化が大きくないことがあります。一重まぶたはまぶたの皮膚がまつ毛を覆いやすいため、根元の立ち上げが弱いとまぶたに隠れてしまい変化を感じにくくなることがあります。パリジェンヌラッシュリフトは根元から90度近く立ち上げる技術のため、一重でもしっかりと立ち上げが出ればまつ毛が長く見える効果を感じられます。ただし一重まぶたでより確実に目元の変化を実感したい方には、Dカールや Lカールを使ったマツエクのほうが向いているケースもあります。アイリストに一重であることを事前に伝えて仕上がりの期待値を確認することをおすすめします。

Q. パリジェンヌラッシュリフトとマツエクを組み合わせることはできますか?

技術的には可能ですが、直接的な組み合わせは推奨されていません。パリジェンヌラッシュリフト後にマツエクをつける場合は少なくとも1〜2週間の間隔をあけることが必要です。施術直後はまつ毛が薬剤によってダメージを受けた状態のため、すぐにグルーでエクステを装着するとまつ毛への負担が増えます。逆にマツエクをオフした後にパリジェンヌを受ける場合も同様にまつ毛の回復を待ってから施術を受けることをおすすめします。どちらかに絞って続けるほうがまつ毛への負担を軽減できます。

Q. パリジェンヌラッシュリフトとラッシュリフトはどう違いますか?

最大の違いはカールの形状です。パリジェンヌラッシュリフトは根元だけを立ち上げて毛先はストレートなまま維持するのに対して、ラッシュリフトは根元から毛先まで均一にカールをつけます。仕上がりの印象として、パリジェンヌはまつ毛が縦に伸びて長く見えるナチュラルな印象・ラッシュリフトはまつ毛全体が均一に持ち上がったボリューム感のある印象になります。持ちはラッシュリフトのほうが5〜8週間と長い傾向があります。

Q. パリジェンヌラッシュリフト後のケアで特に気をつけることはありますか?

施術後48時間は目元を濡らさないことが最重要です。シャワーの水が目元に直接当たらないようにする・洗顔時は目元を避ける・汗は優しく押さえるように拭くという3点を徹底しましょう。また施術後からまつ毛美容液でのケアを開始することをおすすめします。毎晩洗顔後にまつ毛の根元に美容液を塗布してまつ毛を育てることで、次回の施術時のまつ毛の状態がより良好になり、持ちの改善も期待できます。

Q. パリジェンヌラッシュリフトは繰り返し続けていいですか?

適切な施術間隔(1〜2ヶ月に1回)を守れば継続して受けることができます。ただし繰り返すほど薬剤による累積ダメージが蓄積するため、施術のたびにアイリストにまつ毛の状態を確認してもらいながら進めることが重要です。まつ毛が傷んでいると感じたときは施術を延期してまつ毛美容液での集中ケア期間を設けることをおすすめします。

Q. パリジェンヌラッシュリフトを受けたことがない場合、どのサロンを選べばいいですか?

パリジェンヌラッシュリフトは正式な認定制度があるため、認定を受けたアイリストが在籍していることを確認してから予約することが重要です。ホームページやInstagramでパリジェンヌラッシュリフトの施術実績・ビフォーアフター写真を確認して、仕上がりのクオリティが自分のイメージに合っているかチェックしましょう。初回カウンセリングの対応が丁寧かどうかもサロン選びの基準になります。自分のまつ毛の状態を詳しく確認して最適な施術内容を提案してくれるサロンが信頼できるサロンの目安です。

Q. パリジェンヌラッシュリフトは痛いですか?

施術中の痛みはほとんどありません。まつ毛に薬剤を塗布して放置する施術のため、頭髪のパーマと同様に痛みを伴う工程はありません。ただし薬剤の成分が目に入った場合は刺激を感じることがあります。目が開いた状態で薬剤が目に入らないよう施術中は目を閉じたままにしておくことが重要です。施術中に目がしみる・チクチクするという症状が出た場合はすぐにアイリストに伝えてください。

シェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次