マツエク(まつげエクステ)は、目元を華やかに見せることができる人気の美容施術ですが、時間が経つとどうしても取れてしまったり、バラつきが気になってきたりしますよね。そんなときに活用されるのが「リペア」というメンテナンス方法です。このリペア、実は「本数」がとても大切な要素だということをご存じですか?この記事では、マツエクのリペアに関する基本的な知識から、本数による違いや、どれくらいで通えばよいのか、さらにはリペアを長持ちさせるためのコツまで、分かりやすくご紹介します。
マツエクのリペアとは?付け直しとの違い
マツエクのリペアとは、既に付いているエクステの状態を確認し、取れてしまった部分にだけ新たなエクステを付け足すメンテナンス方法のことを指します。一方で「付け直し(オフ&フルセット)」は、今あるエクステをすべて外してから、あらためて新しく全体に付け直す施術です。
リペアは施術時間が比較的短く、費用もフルセットに比べてリーズナブルな点が特徴です。特に忙しい日々を送る方や、少しでもコストを抑えたい人にとってはありがたい選択肢ですね。ただし、リペアは状態によっては施術できないこともあるため、サロンでの確認が必要です。
リペアは本数がカギ!なぜ本数が重要なの?
リペアという施術では、「何本追加するか」が施術内容や料金を大きく左右します。たとえば「40本リペア」「60本リペア」など、サロンごとに設定されたメニューがあり、本数によって料金が段階的に変わる仕組みになっていることが一般的です。
この「本数」というのは、あくまで追加で装着するエクステの数のことで、今まつげに残っている本数と合わせて最終的なボリュームが決まります。たとえば、80本残っているまつげに40本をリペアで追加すれば、合計120本となり、見た目にもかなりしっかりとした印象になります。
本数は、ナチュラルに見せたい人も、ボリューム感を出したい人も、目元の仕上がりイメージを左右する大きな要素となるため、事前にどんな雰囲気にしたいかを美容師さんと相談することがとても大切です。
自分に合った本数の目安とは?
「じゃあ、私は何本くらいのリペアがちょうどいいの?」という疑問は、多くの方が抱くものです。ここでは一般的な目安を紹介しますが、もちろん自分のまつげの状態や希望するスタイルによって調整が必要です。
たとえば、自然な仕上がりを希望する方なら60本〜80本程度が目安となります。アイライン効果を出したい、はっきりした目元にしたいという方は100本〜120本以上がおすすめです。ただし、リペアの場合は既存のエクステの状態に合わせて追加する形になるので、「残っている本数+リペア本数=最終仕上がり本数」と考えると分かりやすいです。
また、リペアできる本数の限界は、自まつげの健康状態にも関わってきます。まつげが弱っていたり、抜けてしまっていたりすると、そもそも装着できる本数に制限が出てくるため、定期的なケアも欠かせません。
リペアの頻度はどれくらいがベスト?
マツエクのリペアは「2〜3週間に1回」が目安とされています。これは、まつげの生え変わりサイクル(毛周期)に合わせた周期で、エクステが取れ始める頃にリペアを行うことで、常に綺麗な状態を保ちやすくなります。
ただし、生活習慣やまつげの質、使用する化粧品などによって、持ちは人それぞれ異なります。たとえば、目をこするクセがある方や、オイル成分が多く含まれるクレンジングを使っている方は、エクステの持ちが悪くなる傾向にあります。逆に、丁寧にケアしている人は1ヶ月近くキレイな状態をキープできることもあります。
頻繁にリペアすることで、フルセットの施術をする必要が減るだけでなく、自まつげへの負担も軽減され、結果的に健康なまつげを維持しやすくなるメリットがあります。
リペア料金はどう決まる?本数で比較してみよう
リペア料金は主に「本数」で決まることが多く、サロンによっては「○○本まで○○円」「追加○○本ごとに+○○円」という形で設定されています。たとえば40本のリペアで3,000円、60本で4,000円、80本で5,000円といったように、本数に応じて段階的に価格が上がっていくスタイルです。
また、中には「時間制」で料金を設定しているサロンもあります。「60分で付けられるだけ付ける」「45分以内で最大○○本まで」といったコースでは、結果的に自分のまつげの状態によって付けられる本数が前後することもあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
料金面では、本数が少ないからといって必ずしも割安になるとは限らず、最低施術料金を設けているサロンもありますので、サロン選びの際には料金表だけでなく、実際にどのくらいの本数が付けられるのかも合わせてチェックしましょう。
マツエクを長持ちさせるためのポイントとは?
せっかくリペアしたマツエク、できるだけ長持ちさせたいですよね。そのためにはいくつかのポイントを意識することが重要です。まず最も基本的なのは「目元をこすらない」こと。無意識のうちに手が目元に行ってしまう方は多いですが、エクステが取れる最大の原因とも言われています。
次に、クレンジングやスキンケアの見直しも大切です。オイルが含まれている製品は、接着剤(グルー)を溶かしてしまうことがあるため、オイルフリーのクレンジングを選ぶようにしましょう。また、まつげ美容液などで自まつげの健康を保つことも、エクステの持ちを良くする効果があります。
日頃の丁寧なケアと、無理のない本数設定でのリペアを心がけることで、マツエクの美しさをより長く楽しむことができます。
リペアかフルセットか迷ったときは?
エクステが取れてしまって、ボリューム感がなくなってきたとき、「リペアにするか」「思い切ってフルセットにするか」で迷う方も多いはず。そんなときの判断材料としては、「エクステの残り本数」「状態のバラつき」「自まつげのダメージ」の3点をチェックしてみてください。
残っているエクステが半分以上で、キレイに整っている状態であればリペアで十分なことが多いです。しかし、左右のバランスが崩れていたり、根元が浮いてしまっていたりする場合は、全オフしてフルセットで整えた方が仕上がりが美しくなります。
また、まつげが弱っていると感じるときは、無理に本数を増やすよりも、美容液などでケアしながら様子を見るのもおすすめです。サロンの担当者と相談して、自分に合った方法を見つけるのが理想です。
まとめ:マツエクのリペアは本数とケアがポイント
マツエクのリペアは、美しい目元を保ちつつコストも抑えられる、賢いメンテナンス方法です。しかし、その効果をしっかり得るためには、「どれくらいの本数を追加するか」「どのくらいの頻度で通うか」「日頃のケアをどうするか」がとても大切なポイントになります。
本数による仕上がりの違いを理解して、自分の理想の目元に近づけるよう、リペアのタイミングや方法を見直してみましょう。マツエクとの付き合い方を知ることで、もっと長く、もっとキレイにエクステライフを楽しむことができますよ。