マツエクとまつげ美容液の併用ガイド｜健康的に長持ちさせる方法【TiLLA公式】

2025年11月6日

マツエクを続けていると、「最近、自まつげが細くなってきた気がする」「エクステの持ちが悪くなったかも」といった悩みを抱える方が少なくありません。美しい目元をキープするために欠かせないマツエクですが、その美しさを持続させる鍵は、実は「自まつげの健康状態」にあります。

多くの場合、マツエクが取れやすくなる原因は、土台となる自まつげのコンディションが低下していることにあります。だからこそ、マツエクを長く、そして美しく楽しむためには、まつげ美容液との正しい併用ケアが不可欠なのです。

この記事では、深谷市・上柴町の人気サロンTiLLA（ティーラ）が、プロの視点から「どのような美容液を選べば良いのか」「いつ、どのように使うのが効果的なのか」といった疑問に徹底的に答えていきます。日々の少しの工夫で、あなたのマツエクライフはもっと快適で美しいものに変わります。

マツエクとまつげ美容液は“併用OK”が常識

「マツエクをしているときに、まつげ美容液を使っても大丈夫？」という質問をよくいただきますが、答えは「はい、むしろ積極的に併用すべき」です。マツエクをしているからこそ、自まつげへの丁寧なケアが重要になります。美容液を使うことで自まつげを健康に保ち、結果的にエクステの持続力も向上させることができるのです。

マツエクは、一本一本の自まつげに人工毛を装着していく施術です。そのため、自まつげには常に一定の負荷がかかっています。この負荷に加えて、以下のような日常的な要因が重なることで、まつげは細く、弱く、そして抜けやすくなってしまいます。

乾燥: 空気の乾燥やクレンジングによる油分不足は、まつげの水分を奪い、パサつきや切れ毛の原因となります。
摩擦: 目をこする癖や、うつ伏せで寝る習慣は、エクステと自まつげに物理的なダメージを与え、グルーの劣化を早めます。
紫外線: 肌や髪と同じように、まつげも紫外線の影響を受けます。紫外線はキューティクルを傷つけ、まつげのハリやコシを失わせる一因です。
加齢: 年齢とともに毛周期（毛が生え変わるサイクル）は乱れがちになり、毛母細胞の働きも低下します。その結果、新しく生えてくるまつげが細くなったり、成長期が短くなったりします。

これらのダメージが蓄積すると、自まつげは栄養不足で弱々しくなり、マツエクの重みに耐えきれず、エクステごと抜けてしまうこともあります。

そこで活躍するのが、まつげ美容液です。美容液を継続的に使用することで、まつげの毛根に栄養を届け、内側から補修・強化することができます。強く健康なまつげは、エクステをしっかりと支える安定した土台となります。つまり、「土台の安定＝エクステの持ちUP」という好循環が生まれるのです。

マツエク対応の美容液を選ぶ5つの重要ポイント

すべてのまつげ美容液がマツエクと併用できるわけではありません。選び方を間違えると、せっかく付けたマツエクの持ちを悪くしてしまう可能性もあります。特に注意したいのが、マツエクの接着剤である「グルー」を劣化させる成分です。ここでは、プロが推奨するマツエク対応美容液の選び方を詳しく解説します。

チェック項目	理由
オイルフリー	最も重要なポイントです。オイル成分はグルーの接着力を弱め、エクステが取れる直接的な原因になります。必ず「オイルフリー」と明記された製品を選びましょう。
アルコールフリー・無香料	目の周りの皮膚は非常にデリケートです。アルコールや香料は刺激となり、かゆみや炎症を引き起こす可能性があります。低刺激処方の製品が安心です。
ペプチド・ビタミンB群配合	ペプチドはまつげの主成分であるケラチンの生成をサポートし、ハリとコシを与えます。また、ビタミンB群（特にビオチンやパンテノール）は毛根の働きを活性化させ、健康なまつげの成長を促進します。
筆・チップタイプ	マスカラのようなブラシタイプは、エクステに引っかかりやすく、負担をかける恐れがあります。根元にピンポイントで美容成分を届けられる、細筆やチップタイプのアプリケーターが最適です。
まつげ専用商品	眉毛用や皮膚用の美容液は、成分や処方が異なります。目元への安全性が確認されている「まつげ専用」の製品を使用することが大切です。

TiLLAでは、これらの基準をすべて満たした、医療グレードの「まつげ再生美容液」をおすすめしています。サロン専売品は、市販品に比べて有効成分の濃度が高く、より効果を実感しやすいのが特徴です。自まつげを土台からしっかりと育てながら、エクステによる負担を最小限に抑えることで、長期的に美しい目元を維持するサポートをしています。

効果を最大化する！使用タイミングと塗り方のコツ

せっかく高品質な美容液を選んでも、使い方を間違えては効果が半減してしまいます。美容液の効果を最大限に引き出すためには、「いつ塗るか」と「どう塗るか」が非常に重要です。

最適な使用タイミング

まつげ美容液を塗る最も効果的なタイミングは、**「夜のスキンケア後（就寝前）」**です。
私たちの体は、睡眠中に「成長ホルモン」を最も多く分泌します。この成長ホルモンは、日中に受けたダメージを修復し、細胞の新陳代謝を活発にする働きがあります。つまり、まつげが最も成長・修復されるゴールデンタイムに美容液の栄養を補給することで、その効果を飛躍的に高めることができるのです。

もし朝も使用したい場合は、夜よりも注意が必要です。洗顔後、化粧水などで肌を整えた後、ごく少量を根元に塗布します。ポイントは、美容液が完全に乾いてからアイメイクやマツエク用のコーティング剤を塗ること。濡れた状態のままメイクをすると、グルーの劣化やメイク崩れの原因になるため、最低でも5分ほどは時間を置いて乾かしましょう。

正しい塗り方の3ステップ

塗りすぎは逆効果になることもあります。以下の手順を守り、「薄く、均一に」を心がけましょう。

清潔な状態で使用する
メイクや皮脂汚れが残っていると、美容液の浸透を妨げてしまいます。必ずクレンジング・洗顔で目元を清潔にした後、水分をしっかり拭き取ってから使用してください。
根元ギリギリに塗布する
まつげを育てるのは毛根です。美容液は、まつげの毛自体に塗るのではなく、まぶたのキワ、まつげが生えている根元にアイラインを引くように塗布します。このとき、液が皮膚に広がりすぎたり、目に入ったりしないように注意してください。少量で十分効果はあります。
1日1〜2回、継続する
まつげ美容液は、一度にたくさん塗るよりも、毎日コツコツと続けることが最も大切です。毛周期に合わせて効果が現れるため、最低でも1ヶ月は継続使用しましょう。1日1〜2回の使用で十分です。

塗りすぎると、液が目に入って刺激を感じたり、まぶたにかゆみや色素沈着を引き起こしたりするリスクがあります。アプリケーターを容器のフチでしごき、余分な液を落としてから塗るのがコツです。

「美容液」と「コーティング剤」の正しい順番

マツエクの持ちを良くするために「コーティング剤」を併用している方も多いでしょう。ここで疑問になるのが、「美容液とコーティング剤、どちらを先に使うべきか」という点です。結論から言うと、順番が非常に重要です。

正しい使用順序： ① 洗顔 → ② 美容液 → ③ しっかり乾燥 → ④ コーティング剤

この順番には明確な理由があります。

美容液は「内部ケア」：美容液の役割は、まつげの内部や毛根に浸透し、栄養を与えて補修・育成することです。そのため、何もついていない清潔なまつげに一番最初に塗る必要があります。
コーティング剤は「外部ケア」：コーティング剤は、まつげやグルーの表面に保護膜を作り、水分や油分、摩擦といった外部刺激からエクステを守る役割を果たします。

もし先にコーティング剤を塗ってしまうと、保護膜がバリアとなり、後から塗った美容液の有効成分が内部に浸透できなくなってしまいます。まずは美容液でまつげの土台をしっかりと育て、完全に乾いた上からコーティング剤で蓋をして保護する。この「内部ケア→外部ケア」の順番を守ることで、両方のアイテムの効果を最大限に発揮させることができます。

継続で変わる！TiLLA式“まつげ再生ケア”

TiLLAでは、単にマツエクを装着するだけでなく、お客様が長期的に美しい目元を維持できるよう、自まつげの健康を育てる**「まつげリペア育成プログラム」**をご提案しています。サロンでのプロフェッショナルケアと、ご自宅でのホームケアを組み合わせることで、マツエクを続けながらでも健康で強いまつげを育てることが可能です。

TiLLAが推奨する3ステップケア

低刺激クレンジングで根元を清潔に
すべてのケアの基本は「清潔な土台」です。サロンでは、マツエクに影響を与えない低刺激なアイシャンプーを使用し、自分では落としきれない根元の皮脂汚れやメイク残りを徹底的に洗浄します。これにより、美容液の浸透率が格段にアップします。
サロン専用美容液で毛根を活性化
洗浄後、高濃度のサロン専用美容液を用いて、毛根に直接アプローチします。有効成分を深部まで届け、毛母細胞の働きを活性化させることで、これから生えてくるまつげを強く、太く育てます。
ホームケア用美容液で毎日補修
サロンでのケア効果を持続させるため、お客様に合ったホームケア用の美容液をご提案します。毎日ご自宅で補修ケアを続けることで、健康なまつげの状態をキープし、次にサロンへお越しいただくまでの間も、まつげをしっかりと守り育てます。

このプログラムを2〜3週間継続するだけで、多くのお客様が自まつげの太さ、ハリ、本数の変化を実感されています。実際にTiLLAでは、「以前よりまつげが抜けにくくなった」「リペアの時に残っている本数が増えた」「マツエクの本数を減らしても、目元が寂しく見えなくなった」といった嬉しいお声を多数いただいています。

これだけは避けて！まつげ美容液を使うときのNG習慣

良かれと思ってやっていることが、実はまつげやマツエクにダメージを与えているケースも少なくありません。ここでは、美容液を使用する際に特に注意してほしいNGポイントをまとめました。

NG習慣	理由
オイル配合の美容液を使用する	最も避けたいNG行動です。オイルはマツエクのグルーを溶かし、接着力を著しく低下させます。エクステがポロポロと取れてしまう最大の原因になるため、成分表示を必ず確認し、「オイルフリー」を選びましょう。
根元にベッタリと塗りすぎる	「たくさん塗れば早く効果が出る」というのは間違いです。過剰な塗布は液垂れを起こし、目に入って充血したり、まぶたの皮膚に付着してかゆみや炎症、色素沈着を引き起こしたりする原因になります。
使用を数日でやめてしまう	まつげには毛周期があり、効果を実感するまでには最低でも3〜4週間はかかります。数日で効果が見られないからと使用を中止してしまうと、せっかくのケアが無駄になってしまいます。根気強く継続することが何よりも大切です。
開封後、長期間使用する	まつげ美容液にも使用期限があります。一般的に、開封後は2〜3ヶ月以内に使い切ることが推奨されています。半年以上経過した製品は、成分が劣化・酸化し、雑菌が繁殖している可能性があり、思わぬ肌トラブルを招く恐れがあります。

TiLLAで取り扱う製品は、お客様に安心してご使用いただくため、「防腐剤フリー・国内製造・パッチテスト済」といった厳しい基準をクリアしたもののみを厳選しています。

まつげ美容液の効果を最大化するインナーケア

まつげ美容液による外側からのケア（アウターケア）はもちろん重要ですが、その効果をさらに高めるためには、体の中からまつげの健康を支える「インナーケア」も欠かせません。美しいまつげは、健康的な生活習慣から作られます。

質の良い睡眠を7時間以上とる
前述の通り、睡眠中に分泌される成長ホルモンは、まつげの成長と修復に不可欠です。特に、入眠後3時間の「ノンレム睡眠」中に最も多く分泌されるため、質の良い睡眠を十分に確保することが大切です。
まつげを育てる栄養素を摂る
まつげの主成分は「ケラチン」というタンパク質です。タンパク質はもちろん、その合成を助けるビタミンやミネラルをバランス良く摂取しましょう。
- タンパク質・ビタミンB群: 卵、大豆製品、赤身肉
- 亜鉛: 牡蠣、ナッツ類、レバー
- L-シスチン: 魚、鶏肉、ブロッコリー
アイメイクは優しくオフする
ゴシゴシと擦るクレンジングは、まつげとエクステに大きな負担をかけます。アイメイク専用のリムーバーをコットンに含ませ、数秒間まぶたに当ててメイクを浮かせてから、優しく拭き取りましょう。
ストレスを溜めない
過度なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、血行不良を引き起こします。毛根に十分な栄養が届かなくなり、毛周期に悪影響を与え、抜け毛や成長不良の原因となることがあります。適度な運動や趣味の時間を取り入れ、リラックスを心がけましょう。