マツエクが取れやすい人の特徴と改善ポイント｜体質・生活習慣別に解説

2025年11月7日

「せっかく綺麗にマツエクをつけたのに、数日でポロポロと取れてしまう…」
「友人は1ヶ月以上もつのに、自分はすぐにバラバラになって見栄えが悪くなる…」

マツエクを愛用する方の中には、このように持続性の低さに悩んでいる方も少なくありません。マツエクの持ちが悪い原因は、サロンの技術力だけにあるのではなく、お客様自身の体質や日々の何気ない生活習慣にも深く関係しています。

なぜ、あなたのマツエクは取れやすいのでしょうか？この記事では、深谷市・上柴町のサロンTiLLA（ティーラ）が、これまでの豊富な施術経験をもとに体系的にまとめた「マツエクが取れやすい人の特徴」と、今日から実践できる「具体的な改善ポイント」を、プロの視点から徹底的に解説します。ご自身のタイプを知り、正しいケアを実践すれば、マツエクの持ちは格段に向上します。

マツエクが取れやすい人に共通する5つの特徴

マツエクの持続期間には個人差がありますが、「取れやすい」と感じる方にはいくつかの共通点が見られます。ご自身に当てはまる項目がないか、まずはチェックしてみましょう。

① まつげの成長サイクル（毛周期）が早い

まつげにも髪の毛と同じように「毛周期」という生え変わりのサイクルが存在します。このサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3段階で構成されており、一般的には約3週間から4ヶ月かけて一周します。この毛周期には個人差が大きく、特に新陳代謝が活発な方は、まつげが生え変わるスピードが速い傾向にあります。

マツエクは成長期の自まつげに装着するため、そのまつげが自然に抜け落ちる際にエクステも一緒に脱落します。毛周期が早い方は、この自然脱落のペースが速いため、結果的にエクステが減るのも早く感じてしまうのです。これは健康的な現象であり、無理に改善するものではありません。

【改善策】
このタイプの方は、リペアの周期を一般的な3〜4週間よりも短めの「2〜3週間」に設定することをおすすめします。抜けた部分をこまめに補修することで、常に美しい状態をキープでき、ボリュームのばらつきも気にならなくなります。

② 皮脂分泌が多い・オイリー肌である

マツエクの装着に使用される接着剤（グルー）は、油分に非常に弱い性質を持っています。そのため、皮脂の分泌が多い脂性肌（オイリー肌）の方は、まぶたやまつげの根元から分泌される皮脂がグルーの接着面に付着し、その接着力を徐々に弱めてしまいます。特に、額やTゾーンがテカリやすい方は注意が必要です。

【改善策】

洗顔で油分をしっかりオフ: 朝晩の洗顔時に、目元専用のシャンプーやオイルフリーの洗顔料を使って、根元の皮脂汚れを丁寧に洗い流しましょう。
オイルフリーの製品を選ぶ: スキンケア用品やクレンジング、ファンデーションなどを「オイルフリー」のものに切り替えるだけで、グルーへの影響を大幅に軽減できます。

③ 寝る姿勢がうつ伏せ・横向きである

睡眠中の無意識な行動も、マツエクの持ちに大きく影響します。特に、うつ伏せや横向きで寝る癖がある方は要注意です。枕や寝具にまつげが長時間押し付けられることで、物理的な摩擦や圧力がかかり、エクステが曲がったり、根元から取れてしまったりする原因となります。朝起きたときに、片側の目だけエクステが減っている場合は、寝ている間の姿勢が原因である可能性が高いです。

【改善策】

仰向け寝を意識する: 意識的に仰向けで寝るように心がけるのが最も効果的です。抱き枕などを活用して、寝返りを打ちにくくする工夫も有効です。
枕カバーの素材を見直す: 摩擦が少ないシルクやサテン素材の枕カバーに変えることで、まつげへの負担を軽減できます。

④ 目をよくこする・触る癖がある

花粉症やアレルギー、ドライアイなどで目元にかゆみを感じやすい方や、無意識に目を触る癖がある方は、マツエクが非常に取れやすくなります。指で直接こすることで強い摩擦が生じ、グルーの劣化を早めるだけでなく、エクステの向きが乱れたり、自まつげごと抜けたりするリスクが高まります。

【改善策】

かゆみの原因対策: 目元のかゆみは、保湿ケアで乾燥を防いだり、アイシャンプーで花粉や汚れをしっかり洗い流したりすることで軽減できます。症状がひどい場合は、眼科医に相談しましょう。
意識的に触らない: 癖はすぐには治りにくいものですが、「マツエクを守る」という意識を持つだけでも、触る頻度を減らすことができます。

⑤ 湿度・温度の影響を受けやすい生活環境にいる

グルーは、硬化後も周囲の環境（特に湿度と温度）の影響を受けます。例えば、梅雨の時期や夏場の高い湿度、あるいはサウナやホットヨガなどの環境では、グルーが水分を吸収して柔らかくなり、接着力が低下しやすくなります。逆に、冬場のエアコンによる極度な乾燥は、グルーを脆くし、衝撃に弱くさせることがあります。

【改善策】
グルーを外部の刺激から保護する「コーティング剤」を日常的に使用しましょう。湿気が多い時期は撥水効果の高いタイプ、乾燥する時期は保湿成分が含まれたタイプなど、季節や環境に合わせて使い分けることで、グルーの安定性を保つことができます。

体質による“取れやすさ”の違いと個別対策

生活習慣だけでなく、生まれ持った体質もマツエクの持続性に関わってきます。体質そのものを変えることは困難ですが、自分のタイプを理解し、それに合わせた施術やケアを行うことで、持ちを大幅に改善することが可能です。

体質タイプ	取れやすい理由	対策
脂性肌タイプ	分泌された皮脂や油分がグルーに干渉し、接着力を弱める。	オイルフリーのスキンケアを徹底し、皮脂を吸着・ブロックする防湿タイプのコーティング剤を使用する。
乾燥肌タイプ	肌の乾燥により静電気が発生しやすく、エクステが浮きやすくなる。また、乾燥によるかゆみで目をこすりやすい。	まつげ美容液でしっかりと保湿ケアを行い、室内に加湿器を設置して適度な湿度を保つ。
アレルギー体質	グルーの成分に反応してまぶたが腫れたり、かゆみが出たりすることで、接着面が不安定になる。	施術前にパッチテストを行い、アレルギー反応が出にくい低刺激グルー（医療用グレードなど）を選択する。
新陳代謝が活発な人	毛周期が短く、自まつげの自然脱落が早いため、エクステの減少ペースも速くなる。	リペア周期を2〜3週間に設定し、定期的にメンテナンスを行うことで、常に美しいデザインを維持する。

TiLLAでは、初回カウンセリング時にお客様の肌質や体質を丁寧にヒアリングし、一人ひとりに最適なグルーの種類や装着方法をご提案しています。

要注意！マツエクがすぐ取れる「生活習慣」チェックリスト

以下の項目に2つ以上当てはまる方は、無意識のうちにマツエクの寿命を縮めている可能性があります。日々の行動を少し見直すだけで、持続期間が7日から10日以上延びることも珍しくありません。

□ 寝るときは、うつ伏せか横向きで寝ることが多い
□ 気がつくと、まつげを指で触ったり、向きを整えたりしている
□ サウナ、温泉、岩盤浴、プールなど、高温多湿の場所によく行く
□ スキンケアやクレンジングはオイル系の製品を愛用している
“□ 洗顔の際、シャワーを直接顔に当てたり、目元をゴシゴシこすったりしている
□ メイク落としは、手軽なクレンジングシートで済ませることが多い

これらの習慣は、グルーへの「油分」「水分」「摩擦」という三大ダメージを与える原因となります。一つでも当てはまる項目があれば、今日から改善を試みてみましょう。

TiLLAが実践する「取れにくい」ためのプロの技術

お客様の努力だけでは解決できない部分をカバーするのが、アイリストの技術力です。TiLLAでは、お客様のまつげの状態やライフスタイルを細かく分析し、最も長持ちする「取れにくい設計」での施術を徹底しています。

技術面での緻密な工夫

接着角度の精密調整: 一本一本のまつげの生え癖を見極め、接着面が最も広くなる角度を0.1mm単位で調整し、安定性を最大限に高めます。
皮脂を回避する装着位置: 皮膚から1.5mm離した位置にエクステを装着することで、根元から分泌される皮脂がグルーに直接触れるのを防ぎます。
毛質に合わせた個別設計: お客様の自まつげの太さや強度に合わせて、負担が少なく、かつ最も持ちが良いエクステのカール・太さ・長さを個別にご提案します。
季節に応じたグルーの選定: 施術日の湿度や温度を考慮し、梅雨や夏場は湿気に強い「耐湿型グルー」、冬場は乾燥した環境でも素早く硬化する「低温速乾型グルー」など、最適なグルーを使い分けています。

安心のアフターサポート体制

持続力保証カードの発行: 施術後には、適切なケア方法を記載したカードをお渡しし、ご自宅でのケアをサポートします。
1週間の無料メンテナンス保証: 施術後1週間以内に、通常では考えられない量のマツエクが取れてしまった場合は、無料でお直し対応をさせていただきます。
個別ホームケア指導: お客様の生活習慣や肌質に合わせた、具体的なケア方法やおすすめのアイテムを個別にご提案します。

TiLLAが提供する“ロングラスティングデザイン”は、これらの技術とサポートにより、平均4〜6週間という高い持続力を実現しています。

自宅でできる！マツエクを“取れにくくする”5つの習慣

サロンでの施術効果を長持ちさせるためには、ご自宅での毎日のケアが不可欠です。以下の5つの習慣を実践することで、マツエクの美しさを最大限にキープできます。

習慣	効果
毎晩コーティング剤を使用する	表面に保護膜を形成し、睡眠中の摩擦や日中の湿気・皮脂からグルーを守ります。
朝晩スクリューブラシで整える	絡まりを防ぎ、エクステの毛流れを整えることで、引っかかりによる脱落を防ぎます。
オイルフリーの洗顔・クレンジング	グルーの劣化を招く油分を徹底的に排除し、接着力を安定させます。
枕の素材を見直す（シルク推奨）	摩擦が少ない素材に変えることで、就寝中の圧迫や擦れによるダメージを軽減します。
3週間ごとの定期リペア	抜けた部分をこまめに補充し、残っているエクステへの負担を分散させ、常にバランスの取れた美しい状態を保ちます。